現行スカイライン、初のマイナーチェンジを実施

現行スカイライン、初のマイナーチェンジを実施

■現行型は2013年11月に発表、今回初のマイチェン実施

 2017年12月20日、日産自動車はV37型スカイラインをマイナーチェンジし、同日より全国一斉に発売すると発表した。

 今回のマイナーチェンジでは、さらに高揚感あふれるエクステリアデザインとするとともに、インテリアは、ステアリングやシフトノブなどのデザインを変更することで、よりスポーティで上質な室内空間を実現している。

 主な変更点は以下のとおり。

 エクステリアは、フロントグリルを大型化し存在感を高めている。

「Type SP」は立体的な形状のバンパーで、よりアグレッシブなスポーティさを表現し、「Type P」や「350GT HYBRID」は、水平を基調とする洗練されたバンパーデザインへ変更。先進技術を用いたクリアな「LEDリヤコンビネーションランプ」を採用することで、より鮮明で洗練されたリヤデザインとなっている。

 ボディカラーは、スカイラインのプレミアムな魅力を引き出す「インペリアルアンバー」を含む、全9色を設定。

 また「Type SP」に、立体的でスポーティな新デザインの「切削光輝19インチアルミホイール」を採用し、「Type P」では新たに「18インチアルミホイール〔クロームカラーコート〕」を標準設定した。

 インテリアでは、ステアリンググリップを太くし握り心地を向上させ、ホーンパッドを小型化、マットクロームによる剛性感のあるスポークでスポーティさを表現。

 シフトノブは握りやすさにこだわりながら本革、マットクローム、ピアノブラックの素材を組み合わせている。

 インストルメントパネルにはステッチを追加し、精巧なパターンのステアリングステッチとともに、よりプレミアムでクラフトマンシップを感じさせる空間を演出。さらにアナログメーターのリング照明をグレーに変更し、センタークラスターのツインディスプレーとの色調を統一、精緻感を向上させている。これらのデザイン変更により、これまで以上にスポーティなドライビングプレジャーを体感できるインテリアとなった。

 さらに、夜間での利便性と上質感を演出する「アンビエントライトシステム」をメーカーオプションで新設定した。

 現行型スカイライン(V37型)は2013年11月に発表され、これまで細かい変更や追加グレードなどはあったが、マイナーチェンジは初めてとなる。スカイラインの2017年11月の月販台数は94台。10月は66台だった。完成検査問題でバタついているとはいえ、月販平均台数247台(2017年1〜11月)はちょっと寂しい。

 このマイチェンを機に、もう少し売れてくれると面白くなるのだが……。本誌スクープ班の情報によると、2018年には「NISMOバージョン」の設定が検討されているとか。楽しみに待ちたい。

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