■渡航先での「チョイ乗り」にホンダジェットを使えるように!!
最近はテレビCMでもよく目にするホンダジェット。もちろんあのホンダが作ったビジネスジェットでアメリカでは大人気になっている。中国やインドでも受注を開始している。
海の向こうアメリカではプライベートジェットは身近な存在。ホンダジェットのような小型機だと1時間当たりの貸し切り料金は数十万円ほどかかるが、通常のフライトよりも多少高価だとしても、広大な国土をピューンと移動して、時間を節約するほうがお得という考えもある。
そんなプライベートジェットを盛り上げようというのがホンダとANAの取り組み。
基本的にはホンダジェットは小型ジェット機だから、長距離の移動には適さない。日本からアメリカやヨーロッパへはANAなどの飛行機で飛び、そこから先の短距離移動をホンダジェットにするという取り組み。
航続距離が約2100kmほどのホンダジェットはどちらかといえば短距離を移動するもの。
北海道から沖縄まで(約2500km)を飛ぶことはできないが、今後は多忙な日本のビジネスマンの足になる可能性は大いにある。その一歩が今回の取り組みになるはずだ。
以下、ホンダのプレスリリースをお伝えする。
ANAホールディングス株式会社と本田技研工業株式会社(以下Honda)の航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニーは、ビジネスジェットマーケット拡大に向けた戦略的パートナーシップに関する基本合意書を締結しました。
ANAグループは、ANAビジネスジェットの事業の柱である、北米や欧州などにおける「海外渡航先でのチャーター便」にてHondaの小型ビジネスジェット機「HondaJet」を最大限に活用してビジネスジェット利用のお客様の拡大を図ります。
HondaJetは、クラス最高水準の最高速度、燃費性能、静粛性および室内サイズ等を実現した小型ビジネスジェット機で、ANAのお客様にさらに快適で利便性の高い移動手段を提供できるようになります。
ホンダ エアクラフト カンパニーは、同社が有するグローバルネットワークを通じて、チャーター運航会社の仲介、ANA便からビジネスジェットへの乗り継ぎ地点における地上支援の構築など、「ANAビジネスジェット株式会社」が展開するチャーター手配事業を多方面から支援します。
ホンダ エアクラフト カンパニー社長の藤野道格は、「日本最大のエアラインであるANAにより海外渡航先でのチャーター用のビジネスジェット機としてHondaJetが選択されたことをうれしく思います。
HondaJetの高速性、効率性、そしてアメニティーや快適性は、お客様の期待に沿うものになると確信しています。HondaJetの利用によってビジネスジェットマーケットがさらに拡大されることを目指します」と語りました。
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