コリンマクレーの555インプレッサ、ペターソルベルグのインプレッサWRC2004、WRC2006ほか
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■2022年から始まるWRC新レギュレーションについて
2019年6月14日、フランス・パリで開かれたWMSC世界モータースポーツ評議会で、2022年から採用するWRC世界ラリー選手権の車両レギュレーションの概要が承認され、ハイブリッドシステムの採用が正式に決まった。
このハイブリッドシステムは導入から3年間は共通のハードウェアとソフトウェアが提供され、全車同一のシステムを使うことになる。
また2024年から“技術的自由”が与えられる可能性があるという。「都市部では電気を使って走行し、スペシャルステージ(SS)では電気ブーストとして利用」することが狙いとされている。
ハイブリッドが導入される2022年のWRCでは、市販モデルをベースとしたボディワークか、チューブラーフレームを使ったプロトタイプのボディシェルを活用した車体作りが認められるほか、ベース車両の“スケーリング”を行い、サイズを小さくすることも可能だという。
ただし、市販車と共通の外観を維持するため、いくつかのコンポーネントは共通していなくてはならない。使用されるエンジンについては、現行WRカーと同じく1.6Lターボエンジンとなる。