東京オートサロン2026(1月9~11日@幕張メッセ)でクルマ好きの心を撃ち抜くブースがあった。クルママンガの金字塔、しげの秀一作品『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』の“公道最速伝説”3作品が、過去最大規模で合同出展。幕張メッセの東ホール8・2Fデッキに構えたスペシャルブースでは、作中世界を象徴する実車展示に加え、限定ショッパー配布や周遊キャンペーンまで用意されていた。この週末、東京オートサロン参戦予定の皆様、ぜひお立ち寄りを。オーバー!!
文、写真:ベストカーWeb、Ⓒしげの秀一/講談社
AE86/BRZ/86で“世界観”を実車化
今回の展示のポイントは、『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』、世界観を継承する3作品が同じ時間軸でつながる、という物語の強さを、そのまま展示に落とし込んでいたこと。ブースは『頭文字D』『昴と彗星』側と、TVアニメ『MFゴースト』側に分かれ、主人公たちのマシンを象徴するトヨタAE86/スバルBRZ/トヨタ86を並べて見せる構成だ。クルマ好きなら、車名だけで胸がざわつくラインアップだろう。
とくに『MFゴースト』側は“撮らせる”仕掛けが明快。3rd Seasonのキービジュアルを大きくあしらったイベント限定グラフィックウォールが用意され、立ち止まって写真を撮る来場者が目立った。さらに展示車両として決定していたのが、「MFG第3戦 ザ・ペニンシュラ真鶴仕様」の86レプリカ。作品内の熱を、実車の存在感で一気に現実へ引き寄せる見せ方で、オートサロンという舞台にハマっていた。
また、会場限定で『MFゴースト』&『昴と彗星』のリバーシブル特大ショッパーを無料配布(数量限定、各1枚まで)という太っ腹企画があり、現地でも手にした来場者がそのまま歩く“宣伝媒体”になっていた。グッズやコミック販売も含め、作品の入口から深掘りまで一気に揃うのが、合同出展の強みだ。
さらに“参加型”として効いていたのが、3ブース合同の周遊キャンペーン。『MFゴースト』ブースと「A PIT AUTOBACS」ブースで配布される2種の特製ポストカード(A/B)を集め、揃えたうえで「BLITZ」ブースに提示すると『MFゴースト3rd Season』特製クリアファイルがもらえる。配布開始時刻は日ごとに設定(1/10・11は10:30〜)され、場所も東ホール8(スペシャルブース)/中ホール6(A PIT)/西ホール1(BLITZ)と明確。会場を“歩かせる”設計が、オートサロンらしい。
そして西ホール1のBLITZブースでは、トークステージも開催。『MFゴースト』のナレーションを担当し、『頭文字D』では藤原拓海役でも知られる三木眞一郎さんらが登壇する回も用意され、作品と実車展示、チューニングブランドが一本につながる“お祭り感”が完成していた。クルマのイベントに、作品ファンが自然に混ざり、逆に作品目当ての人が“実車”に足を止める——。この交差点こそ、講談社3作品ブースのいちばんの見どころだった。


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