■登録済み未使用車は208台も流通
いっぽう、一度登録し中古車扱いとなる登録済み未使用車は208台流通している。こちらも走行距離は3~10km。
やはり、S“Cパッケージ”が最も多く、約598万円~約650万円前後(4WD)。次に多いのが特別仕様車のS“TYPE GOLDIII”で約450万円~約520万円。ハイブリッドのSR”Cパッケージ“は約900万円、エグゼクティブラウンジSが約980万円。アルファードの登録済み未使用車の最安価格は約340万円の2.5Xグレードだった。
ちなみに登録済み未使用車の場合、一度登録しているため中古車扱いとなる。アルファードの場合、法定登録諸費用はガソリン車が約28万円、ハイブリッド車は約16万円ほどかかる。値引き額に関しては2022年6月末の段階で約40万~45万円程度だった。
しかし、新車がもう買えないのに、新車未登録車が107台、登録済み未使用車が208台、計300台あまりが市場に流通しているとは……。
市場に流通しているアルファードの新車未登録車や登録済み未使用車のほとんどは、価格高騰を見込んでクルマ販売店が発注したものではないだろうか。2022年4月27日に発売した特別仕様車S“TYPE GOLD”は1カ月あまりで完売した時には驚いたが、こういうことだったのか……。
新車価格以上の価格で流通しているものの、2022年秋よりは下落傾向にあり、今後、新型アルファードの情報が出回ってくるとさらに安くなってくると見込まれるため、1円でも安く買いたいユーザーにとっては嬉しいかぎり。
厳密には新車ではないかもしれないが、アルファードの新車が欲しかった人には、狙い目といえる時期に来たのではないだろうか。
■新型アルファードの発売は2023年6月頃の予定
前述したとおり、最新情報では新型アルファードの発売時期は2023年6月頃となっている。
搭載されるパワートレインは、2.5L、直4のダイナミックフォースエンジン+電気モーターと、2.4L、直4ターボになる見込みで、存続予定のヴェルファイアには2.4L、直4ターボが搭載される予定。
新型アルファードの最新情報は届き次第随時お届けしよう。
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