■アル/ヴェルともにガソリン車が人気
続いて各モデルの人気グレードを見てみよう。
アルファードのガソリン車で最も流通台数が多いのは約27%を占めているエアログレードの240Sで、全体的にも税金の安い2.4Lエンジン車が主流だ。
価格帯は68~429万円で、まだまだ300万円を超える中古車も多く流通している。
続いてアルファードハイブリッド。こちらは約25%でエアロパーツを装着した240SR 4WDが最多グレードで、価格帯は約160万~336万円。次いで多いのも240SR Cパッケージ4WDとエアロ系グレードが続いている。
いっぽうヴェルファイアはどうだろうか。
まずガソリン車は約28%でこちらもエアログレードの2.4Zが最多グレードとなり、価格帯は60万~298万円でアルファードに比べると高価格車が少なくなっている。次いで多いのが2.4Zプラチナセレクション、2.4Zゴールデンアイズという特別仕様車が並ぶのが特徴だ。そして、ヴェルファイアハイブリッドでもエアロ系グレードの2.4ZR 4WDが最多で、2.4ZR Gエディションが続いている。最多グレードの2.4ZR 4WDの価格帯は約128万~358万円と幅広くなっている。
人気モデルとはいえ、ようやくお手頃な価格の中古車も増加し買いやすくなってきた。
■現行型は今こそ狙い目!!
最後に、2015年に登場した現行型アルファード/ヴェルファイアの中古車の動きを紹介する。
現行型アルファード(ガソリン車、ハイブリッド車含む)の中古車の流通台数は早くも1000台を超え、1170台に達している。
平均価格は3カ月前の時点で417万円だったが、今月は407万円まで下がった。そしてヴェルファイアの中古車の流通台数は1420台まで増えており、平均価格は3カ月前が388万円。そして現在は385万円とほぼ横這いとなっている。
現行型ではアルファードが値落ち、ヴェルファイアが横這いと値動きが分かれている。最初に書いたとおり、日本国内だけでなく海外でも人気の高いモデルなので、こうした値落ち傾向は長く続かないことが多い。なので流通台数が多く、値落ち傾向のタイミングで購入するのが賢い購入法といえる。
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