2017年11月16日、日産GT-Rの「2018モデル」が発表された。現行GT-R発表発売は2007年。初登場から丸10年、いまも進化と深化を続けている。
文:ベストカーWeb編集部 写真:NISSAN
■今回のGT-R変更点は防犯装備の設定拡大と快適装備
2018年モデルでは、これまで「GT-R NISMO」、「GT-R Premium edition」に標準設定していた、「国土交通省認可 サッチャム欧州カテゴリーⅡ準拠 車両防盗システム」を全グレード標準設定へと拡大。
また、快適性では、楽しいドライブを演出する「Apple CarPlay」を全グレードで対応した。
「Apple CarPlay」は、クルマの中でiPhoneを使うための便利なアプリケーションで、運転に集中したまま「目的地への行き方を調べる」、「電話をかける」、「メッセージを送受信する」、「音楽を聴く」など、大画面ディスプレイで直接操作できる。
価格は以下のとおり。
GT-R Pure edition 1023万840円
GT-R Black edition 1213万9200円
GT-R Premium edition 1170万5040円
GT-R Track edition engineered by nismo 1396万9800円
GT-R NISMO 1870万200円
発表当時(2007年12月)ベースグレードは777万円だったが、2008年の一部改良で861万円まで値上げされ、当時えらいこっちゃと大騒ぎした覚えがあるが、今では最安グレードでも1023万840円。
「世界最高峰の性能を考えれば安い」と日産は言うし一理はあると思うが、なんというか隔世の感がある。
いいものにはそれなりの値段がつく、というのはわかるが、ちょっと寂しい。
ちなみに2009年に発売された「スペックV」は1575万円で、2010年に設定された上級グレード「エゴイスト」(現在は設定なし)は1500万円だった。当時は目玉が飛び出るような気がしたが、今はこの価格表に並んでいても違和感がない。
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