2017年12月14日、ホンダのフリードに「モデューロX」が設定されました。これを皮切りに、この年末から2018年にかけてホンダが用意している新車ラインアップをザッと紹介します。
N-BOXの販売が絶好調で年間販売台数トップはほぼ確実となったホンダ。この新車攻勢で畳みかけ、日本市場でのシェア拡大を狙っているようです。
文:ベストカーWeb編集部
■軽自動車からトップブランドまで
この12月から来年にかけて新車攻勢を仕掛けるホンダがアツい。
まずはフリードに走りのモデル「モデューロX」が12月14日に新設定される。「モデューロX」は量産過程でチューニングパーツを装着するコンプリートカーブランドで、2012年にN-BOX、2015年にN-ONE、2016年にステップワゴンに設定して大評判をとった。
しなやかな走りがフリードで味わえることになるのでホンダファンはたまらない。
1.5Lの純ガソリン仕様で283万680円(6人乗り)、ハイブリッド仕様で313万920円(6人乗り)で、実質的にはフリードの最上級グレードとなる。
フリード自体は2016年9月に現行型が登場して以来堅調に売れ行きを伸ばしており、2017年9月にはハンズフリードアの設定や新色追加といった年次改良を実施している。
またこの12月21日にはN-ONEのマイナーチェンジも控えている。
スタンダード、セレクト、プレミアム、RSという世界観が異なる4タイプを設定し、それぞれ「顔」のデザインを変更。「大人の遊び心をくすぐる」というRSモデルが気になるところ。また、軽初の遮音機能付きガラスの採用で静粛性がグンと向上するという。
さらに最上級サルーン、レジェンドのビッグマイチェンモデルが来年2月に登場する。
先の東京モーターショーで出品されたプロトタイプとほぼ同じ内外装デザイン&材質を採用。ライトまわりがよりシャープになる。進化した「ホンダセンシング」をまとい(もちろん全車標準装備)、さらに上質になる。
サルーンがあれば新商用バンも投入予定。
ここらへん、実にホンダらしいが、実質的にバモス後継となる「Nバン」が2018年夏頃に登場する。荷物を最大限に積めることがウリで、往年のステップバンの再来を期待される。
それと同時期に日本再登場となるのが5代目CR-V。
日本市場向けのCR-Vは2016年に販売終了となっていたが(北米仕様は継続販売)、世界的なクロスオーバーSUVブームを背景にして、2018年に新型となって復活する。
三菱アウトランダーやマツダCX-8のように3列目シートを備えるが、注目はステップワゴンスパーダに搭載されているものと同じハイブリッドシステム。高い走行性能と燃費性能を両立した高評価なシステムだけに、登場が楽しみ。
そして秋には「新ハイブリッド専用車」が控えている。
11月に実施されたホンダの販売店向け商品説明会にて2018年秋頃のデビューが通達されたが、詳細はまだ明かされていない。
・トヨタのプリウスに対抗できる燃費と価格設定
・現行シビックベースでハッチバックボディを採用すること
・独自のフロントマスクが与えられるが、シビックの1グレードとなるか新型専用車となるかはまだ未定
・ホンダの日本市場を支えるモデルとなる予定
こちら追加情報が入り次第、レポートいたします。このように年末から2018年にかけて魅力的な新型車を多数そろえるホンダ。いずれも発売が楽しみです。
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