「だれでもトラック」のキャッチフレーズで知られるいすゞエルフミオは、AT限定普通免許で運転できる小型トラックとして注目されているが、11月16日・17日の両日、愛知県常滑市で開催される展示会に、キャンピングカー仕様など遊びに振ったエルフ&エルフミオが一挙に4台登場することがわかった。
小型トラックの新しい使い方に切り込む、エルフミオの新展開とは?
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/いすゞ自動車・フルロード編集部
11月16日・17日開催の展示会でお披露目
いすゞ自動車がエルフミオのキャンピングカー仕様などを出品するのは、11月16日(土)・17日(日)にAICHI SKY EXPO(愛知県常滑市)で開催される暮らしと遊びの総合展示会「FIELDSTYLE EXPO 2024」(主催:FIELDSTYLE WORKS)というイベント。
いすゞブースでは、「トラックでもっと自由に」をテーマに、キャンピングカー向け専用シャシーのフラッグシップモデル「Be-cam(ビーカム)」に加え、エントリーモデルとして、今回初お披露目となる「Travio(トラヴィオ)」をベースとしたキャンピングカーを出品。
Travioは国内で唯一、ディーゼルエンジンを搭載したAT限定普通自動車運転免許対応のキャンピングカー専用シャシーとなる。
「Travio」KAGAYAKI/EXPEDITION STRIKER(日本特種ボディー社製)
今回初公開する「Travio」は、AT限定普通免許で運転ができるキャンピングカー専用シャシーのエントリーモデルである。軽量な1.9Lディーゼルエンジン「RZ4E」と6速ATの組み合わせにより、パワフルかつスムーズな走行を実現。また、誤発進抑制機能やプリクラッシュブレーキ(直進時)など、充実した先進安全機能を標準装備している。
加えて、専用テーパーサス、リヤスタビライザー、ジェネレーター(150A)などのキャンピングカー専用装備を採用し、快適な乗り心地と優れた走行性能を実現。今回は、Travioをベースとした日本特種ボディー社製のキャンピングカー「KAGAYAKI」および「EXPEDITION STRIKER」2台を参考出品する。
「Be-cam」EXPEDITION EAGLE(日本特種ボディー社製)
「Be-cam」は、居住性・先進安全性・走行性能を追求したキャンピングカー専用シャシーのフラッグシップモデルだ。9速AMT「ISIM(アイシム)」を搭載し、優れた燃費性能とスムーズなドライブフィーリングを実現。エルフをベースとしておりシャシー許容重量が大きいため、車両重量が増えがちなキャンピングカーでも、優れた制動力と重量耐久力を確保している。
また、万が一に備えた安全装置に加えて、全車速車間クルーズやレーンキープアシストなど、長距離ドライブをさらに快適にする最上位の先進安全装置を標準装備。今回は、Be-camをベースとした日本特種ボディー社製のキャンピングカー「EXPEDITION EAGLE」を出品する。