国産車にラインナップされる、走りが楽しいスポーツモデル。それは日本独自規格である「軽自動車」の中にも存在する。ここでは、乗ってみておおいに楽しめたスポーツ軽自動車を3モデル、国沢光宏氏にチョイスしていただいた。
※本稿は2024年11月のものです
文:国沢光宏/写真:ダイハツ、ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
■ダイハツ コペン(191万700~214万7200円)
先日改めてコペンでワインディングロードを走ってみたら(全日本ラリーの下見走行用に使った)、「こんな楽しいクルマだったっけ」です。
軽自動車ならではの小型&軽量スポーツモデルの面白さを久しぶりに思い出した。屋根を開けて走ると、ノンビリ走って楽しいクルマにもなる。ぜひマニュアルで!
・登場年月:2014年6月
・おすすめグレード:ローブS
・スポーツ度:★★★☆☆
■トヨタ GRコペン(238万2200~243万7200円)
コペンの走りをさらに気持ちよくしたモデル。ノーマルバージョンよりボディ剛性などが上がっており、ハンドリングはシャープ。
ノーマルのコペンとの価格差(約50万円)を考えると「買うならGRスポーツにしておけば?」。マフラー交換してロムチューンなどすれば一段と楽しいクルマに仕上がります。
・登場年月:2019年10月
・おすすめグレード:GRスポーツ
・スポーツ度:★★★★☆
■ホンダ N-ONE RS(216万400円)
軽自動車ターボのマニュアルミッション(6速)というだけで価値がある。ただN-ONEレースを見ていると転倒車があったりする。縁石に乗ったりすると意外と簡単に転がってしまうことも。
このクルマを買ったらタイヤ性能を上げないことを強く薦めておく。標準タイヤのままで充分に楽しめると思う。
・登場年月:2020年11月
・おすすめグレード:RS
・スポーツ度:★★★☆☆
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