毎年、新たに販売を開始する新型車やモデルチェンジ車があるなか、ひっそりと販売を終了するクルマもある。ここでは、ホンダ、ダイハツ、三菱の3社から1台ずつ、惜しまれつつ生産終了したモデルを振り返っていこう。
※本稿は2024年11月のものです
文:永田恵一/写真:ホンダ、ダイハツ、三菱、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
ホンダ ホンダe(生産期間:2020年10月~2024年1月)
ホンダ初となる量産BEV専用車として2020年に登場。誕生には「欧州でのCAFEクリア」という背景もあった。
ホンダeはRRレイアウトを採用し、主にシティコミューターを目指したモデルで、内外装の面白さこそ目立ったが、如何せん約450万円からという価格のわりに航続距離は300km未満という実用性の低さが痛かった。ただ、ホンダeからの派生車を見たかったのも事実ではある。
【画像ギャラリー】時には彼らのことも思い出してあげてください……ホンダ、ダイハツ、三菱の星になった物故車たち(24枚)画像ギャラリーダイハツ ミラトコット(生産期間:2018年6月~2023年12月)
ミラシリーズにおけるミラジーノ、ミラココアに続く「可愛い系」のモデルで、スズキの軽乗用車で例えればラパンに相当する。
機能的には現代の軽自動車として相応と言えるものだったが、「可愛い系」のわりには見た目がそれほど可愛いものではなく、武骨ささえ感じてしまう点が痛かった。
しかし、ダイハツにはシッカリ「可愛い系」のムーヴキャンバスがあり、後継的存在となっているが救いだ。
【画像ギャラリー】時には彼らのことも思い出してあげてください……ホンダ、ダイハツ、三菱の星になった物故車たち(24枚)画像ギャラリー三菱 RVR(生産期間:2010年2月~2024年4月)
かつてのRVRはスライドドアで、楽しげな雰囲気を持つクロスオーバーだったが、2代目で絶版に。
約7年を経て復活したRVRは、初代アウトランダーを小型化したSUVに移行したが、最後まで存在感が薄かった。
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