[デリカミニ]と一緒に出た[デリ丸]の勢いがどうにも止まらない件

[デリカミニ]と一緒に出た[デリ丸]の勢いがどうにも止まらない件

 趣向を凝らした展示で来場者を楽しませていた、東京オートサロン2025の三菱自動車ブース。岩場から飛び出すトライトンは、かなり勢いがあったのだが、それを超える勢いだったのがデリ丸の販売ブースだった。デリカミニの発表と共にデリ丸が登場して、2025年の4月で2年が経過する。その間、デリ丸の勢力は破竹の勢いで拡大中。特にオートサロン2025では、デリ丸の凄さが際立った。

文/写真:佐々木 亘

【画像ギャラリー】三菱のデリ丸への愛がとんでもないのよ……でもこの可愛さは愛情込めたくなるぅぅ!(6枚)画像ギャラリー
ただのマスコットキャラだと油断しない方が良い……

■デリ丸グッズが超拡大中

ただのマスコットキャラだと油断しない方が良い……
ただのマスコットキャラだと油断しない方が良い……

 2023年の4月から5月にかけて、デリカミニの公式キャラクターの名前をXで公募していたのが懐かしい。彼の名前が「デリ丸」と決まってからというもの、三菱自動車のデリ丸グッズに懸ける情熱は、とどまるところを知らない。

 CMに登場するデリ丸の手乗りバージョンが、デリ丸初めての公式グッズとして登場し、Tシャツ・ポケットタオルにフェイスタオル・ステンレスボトル・ステッカー・キーホルダーと、王道グッズはほとんど製造されてきた。

 最近では、ゴルフボールにゴルフマーカー、抱っこにちょうどいいサイズのぬいぐるみ「だっこデリ丸」が登場。ポロシャツなんかも出てきて、デリ丸と一緒にゴルフを楽しむこともできるようになった。

 また今風のリフレクターキーホルダーやフォンタブ、マグネットカーサインなども開発され、いつでもどこでもデリ丸と一緒に行動ができるのだ。

 もちろんこれらのグッズは、全て東京オートサロン2025の三菱自動車ブースで販売されていた。デリ丸コレクションの新物としては、抜き型とスカジャンといったところか。2万7500円のスカジャンも結構売れているというから、もうデリ丸ファンの推し活は、結構すごいところまで来ているのだ。

 そして極め付きとも言えるグッズが、デリ丸コレクションとして登場していた。

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■これはもう買うしかないぜ!ご当地デリ丸がすごくイイ

愛くるしいそのルックスに思わず惚れてしまいそう!!
愛くるしいそのルックスに思わず惚れてしまいそう!!

 物販ブースの壁一面に飾られたデリ丸。その数なんと48体。日本地図上にデリ丸が並べられており、なにやら色とりどりの被り物をしているのだ。

 これがデリ丸コレクションの新作、「ご当地デリ丸」である。

 47都道府県+シークレット1種類の合計48種で構成され、てのりデリ丸の頭に各地の特産品や有名なモノ・人・動物などをかぶせる事ができるのだ。もう、こんなの反則ですよ。販促の反則です。だって、地元のデリ丸を見つけちゃったら買うしかないもの。

 どのような感じになっているかというと、例えば動物は北海道のヒグマ、埼玉はサイ、神奈川がカモメ、福井は恐竜、奈良の鹿、和歌山はパンダの被り物をデリ丸が被っているのだ。

 他にも青森のりんごや山形のサクランボのような特産の農産物や、富山の黒部ダムや岐阜の合掌造りといった観光地を被っていることも。

 大阪はたこ焼き、広島のもみじ饅頭、長崎はカステラという具合に名物お土産というパターンもある。自分の出身都道府県や現住所のデリ丸がどんな被り物をしているのか、確かめずにはいられない。

 価格は被りもの単品が2,200円(税込)で、てのりデリ丸と被り物のセットが4,290円(税込み)となっている。筆者は、欲しいデリ丸がたくさんあったが、何とか3つに絞り込むことに成功した。選んだのは、可愛らしさ重視の北海道(ヒグマ)と神奈川(カモメ)、そして出身地の宮城(伊達政宗)の3種。

 ヒグマはモフモフで存在感があり、伊達政宗は兜の三日月はもちろん、独眼竜の眼帯もしっかりとついていて完成度が高い。いずれもデリ丸の頭にしっかりとフィットするし、耳を出すための穴も開いていて、フィット感は抜群だ。

 購入した商品を入れたビニールバッグもデリ丸で、可愛らしさ満載。これをもらうだけでも、ご当地デリ丸を買った甲斐があるというものだ。

 オートサロンで買い逃したという人も大丈夫。三菱自動車のオンラインショップでご当地デリ丸を買うことができるぞ。気になる送料も8,800円以上の注文で無料となるのは嬉しい。セット2体で送料無料ラインには、すぐ到達する。

 いち車種、いちメーカーのマスコットとしてスタートしたデリ丸だが、今や日本の自動車業界を代表するマスコットにもなってきている。ご当地デリ丸のような面白い企画は、ファンならずともデリ丸に手を伸ばし、買ってしまうものだった。

 これからもデリ丸旋風が日本の自動車業界を、熱く面白くしてくれるはずだ。次なる展開にも期待したい。

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