【新型デリカD:6確定か!?】三菱の新計画に「新型Minivan」出現!! 5年以内に唯一無二のSUVミニバン登場

【新型デリカD:6確定か!?】三菱の新計画に「新型Minivan」出現!! 5年以内に唯一無二のSUVミニバン登場

 2026年5月29日、三菱自動車の新中長期経営計画が発表された。公開された「2026年度~2031年度新規投入車種」資料に、「Minivan」のシルエットが堂々掲載。これ、新型デリカD:6(仮名)ですね!! 間違いないですね!!!! 現場で取材した編集部員がお伝えします。

文:ベストカー編集局長T、画像:三菱自動車、ベストカー編集局

【画像ギャラリー】新型デリカの予想デザインと鍵を握る「D:Xコンセプト」、現行デリカD:5の画像も一気見せ!!(14枚)画像ギャラリー

経営計画の商品ロードマップに「Minivan」!! あのシルエットはデリカD:6で間違いない

 2026年5月29日、三菱自動車が新中長期ビジョンを発表。公開された資料には、今年度から5年後(2031年度)までの新規投入車種が記載されていた。最注目はもちろん2026年秋に公開される「パジェロ復活」(それも「シリーズで復活」!!)ではあるが、それと並んでクルマ好きが注目すべき「もうひとつの爆弾情報」が、「三菱新型ミニバン」の登場だ。

【参考記事】【速報】三菱パジェロ復活確定!! これ…パジェロジュニア、パジェロミニも揃って復活か!??

 あらためて商品戦略スライドのラインナップを見てほしい。シルエットが黒いカバーに覆われた7つのモデルの中に、「Minivan」という表記が確かにある。

三菱自動車が公開した「中長期ビジョン」。いわゆる中期経営計画で、2026年度~2031年度に投入予定の新型車ラインナップも公表された。左上に注目してほしい
三菱自動車が公開した「中長期ビジョン」。いわゆる中期経営計画で、2026年度~2031年度に投入予定の新型車ラインナップも公表された。左上に注目してほしい

 この「Minivan」が「新型デリカ」であることをベストカーが確信する理由がふたつある。

①「オフロード商品群」に記載された新型車であること
②三菱の「これからの商品戦略」に「ブランドを体現する尖った商品・技術の投入」とあること

「オフロード商品群」というカテゴリーに入るミニバンなんて古今東西デリカシリーズしか存在しないし、これから三菱が重視する「ブランドを体現する尖った商品」といったら(そして「パジェロ」に続く商品となるなら)新型デリカしかありえない。

 この新中長期ビジョンの計画期間は2026〜2031年度。この経営計画が発表された会見で、三菱自動車工業株式会社・代表執行役社長 兼 COO(最高執行責任者)岸浦恵介氏は、(今回公開された13車種の「新規投入車種」について)「絶え間なく投入していく」と語り、また加藤隆雄会長も(「オフロード商品群」の)7車種について「ほとんどが日本市場に投入されると考えてもらっていい」と語っている。

 これはもう「新型デリカ」でしょう! 「新型デリカ、5年以内に発表発売決定」と信じてOKでしょう!!

登場19年!! 奇跡の長寿モデル「デリカD:5」の底力

 この次期デリカについて語るためには、現行型デリカD:5がどれほど規格外のモデルかを改めて振り返る必要がある。

 2007年に登場した現行デリカD:5は、今年で19年目を迎えるロングセラーだ。国産ミニバン市場でフルモデルチェンジのサイクルがおおむね6〜8年であることを考えれば、これは異常ともいえる長寿である。

昨年末にマイナーチェンジが実施された現行型デリカD:5。ここにきて売れまくりだというから、三菱にとっては大変な孝行息子
昨年末にマイナーチェンジが実施された現行型デリカD:5。ここにきて売れまくりだというから、三菱にとっては大変な孝行息子

 しかもこのクルマ、「古さ」でユーザーが離れるどころか、販売台数は近年むしろ伸び続けている。なぜか。

 答えはシンプルで、「このクルマにしかできないことがある」からだ。

 全高1,870mmのキャブハイスタイルに4WDシステム(シャープセレクト4WD)を組み合わせ、最低地上高200mmを確保した3列シートミニバンというパッケージは、ライバルがいっさい存在しない唯一無二のポジションにある。アルファードにもヴェルファイアにも、ステップワゴンにもノア/ヴォクシーにも、絶対に真似できない——それが「悪路をファミリーカーとして走ること」だ。

 2019年のビッグマイナーチェンジでフロントフェイスを刷新し、2.2Lクリーンディーゼルターボと8速ATの組み合わせに換装。さらに2026年1月には大幅改良モデルが発売され、安全装備の強化と使い勝手の向上を図った。「まだ現行型で戦える」という判断を持ちながらも、同時に次世代モデルの開発が着々と進む——これが三菱の今のデリカに対する姿勢だ。

D:Xコンセプトの衝撃再び!! 次期デリカD:6は何を引き継ぐのか

 次期型デリカ、ここでは仮に「デリカD:6」と記すが、そのデザインを考えるうえで欠かせないのが、2023年のジャパンモビリティショーで公開された「D:Xコンセプト」の存在だ。

2023年のジャパンモビリティショーに出展された「D:Xコンセプト」。まあ次期デリカだよな、と思わせるコンセプトカー。この頃から「PHEVでやります」と明言していた。すばらしい
2023年のジャパンモビリティショーに出展された「D:Xコンセプト」。まあ次期デリカだよな、と思わせるコンセプトカー。この頃から「PHEVでやります」と明言していた。すばらしい

 このコンセプトカーは、デリカの本質である「頼れるファミリーSUVミニバン」というキャラクターを、現代的なデザイン言語と次世代電動パワートレイン(PHEV)で再定義しようという意欲作だった。低く構えたワイドなフロントフェイスはSUVらしい力強さを持ちながら、サイドのシルエットはミニバンとして確かな居住空間の広さを予感させるもの。会場でも来場者の注目度は高く、三菱ブースの実質的な主役となった。

 今回の中長期ビジョンで明らかになった技術戦略と照らし合わせると、次期デリカD:6のパワートレインはHEVとPHEVの両ラインナップが最有力だ。三菱は今回、「PHEV/HEVに特化した専用高効率エンジンを自社開発し、世界トップクラスのエンジン熱効率48%を実現する」と宣言した。このシステムをフレームモデルを含む全電動車に搭載するとしており、ラダーフレームをベースとするデリカにもこの高効率ハイブリッドシステムが搭載される可能性が高い。

三菱の中長期ビジョン資料から。PHEV/HEV用の新型エンジンを「自社開発」するとのこと(質疑応答で「ガソリンエンジン」だと明らかになった)。熱効率48%はすごい! のちほど記事化します
三菱の中長期ビジョン資料から。PHEV/HEV用の新型エンジンを「自社開発」するとのこと(質疑応答で「ガソリンエンジン」だと明らかになった)。熱効率48%はすごい! のちほど記事化します

 PHEVであれば、アウトランダーで実証済みの「e:Evolutions」技術が進化した形で搭載されることになる。前後独立したモーターによるツインモーター4WDは、悪路での制御精度においてメカニカルな4WDシステムを超える可能性すら持つ。これが次世代S-AWCと組み合わされれば、「電動デリカ」は現行型をさらに上回るオフロード性能を手に入れることになる。

新型エルグランドとバッジ違い……なんて予想もあったけど、「三菱らしさ」の最右翼としてデリカは確実に進化する

 今回発表される新規投入車種計画、ひいては次期デリカの概要については、ベストカー編集部として懸念もあった。それは「もしかしたら次期デリカは新型エルグランドと兄弟車になるのではないか」という思いだった。

 ご承知のとおり、日産と三菱は協業関係にあり、つい先日北米市場で三菱アウトランダーの日産版が発売されている。新型エルグランドもつい先日市販モデルが公開され、今夏より発売開始となる。

 常識的に考えれば「次期デリカも新型エルグランドの三菱版になる」という予想は、それなりに底堅い。

 しかし、上掲「新規投入車種」の資料スライドを見ると、日産(やルノー)との協業モデルは右下にはっきりと「協業モデル」として区分けされており、新型「Minivan」は左上に位置。はっきりと「三菱独自開発モデル」として存在感を放っている。

「デリカD:6」の予想CG(ベストカー編集部作成)
「デリカD:6」の予想CG(ベストカー編集部作成)

 考えてみれば「おれたちこれから三菱らしさ全開で、尖った商品だしまくるから」と宣言した三菱が、看板車種のひとつであるデリカシリーズを「日産とのバッヂ違い」にするはずもない。ゴリゴリにこだわった、三菱らしい新型デリカ、期待できそうです!

 三菱は、安売り・台数重視から価値重視へ転換する「収益アップ戦略2.0」を宣言した。そのなかでデリカは、デリカミニとともに「ブランドモデル」の重要な一角を担うことが明確になった。新型パジェロの旗艦店展開にあわせ、ディーラーの店構えから営業スタッフの教育まで刷新するとしている三菱が、次期デリカを「見せ方まで含めて変える」覚悟で開発していることは想像に難くない。

 登場時期については新中長期ビジョンの計画期間(〜2031年度)前半での投入と見る。2026~2027年度は新型パジェロが主役だろうから、その次あたり、翌年度くらいには…待ってますぞ!!

 現行D:5が19年間守り続けた「唯一無二のポジション」を引き継ぎ、電動化と知能化という新しい武器を手に入れた新型デリカD:6がどんな姿で現れるか。三菱自動車の「らしさアクセル全開」な経営ビジョンとともに、その日を楽しみに待ちたい。

【画像ギャラリー】新型デリカの予想デザインと鍵を握る「D:Xコンセプト」、現行デリカD:5の画像も一気見せ!!(14枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

Honda 大型ミニバン開発中?!「ベストカー 6月26日号発売!」

Honda 大型ミニバン開発中?!「ベストカー 6月26日号発売!」

ベストカー6.26号 定価 590円 (税込み)  早くも日中の気温が30度を指し示すよう…