メーカーの涙ぐましい努力のおかげで、いまや「1000kmカー」は続々と増殖中だ。しかし走りかた次第では本来の燃費性能が発揮できず、カタログ値に大きく水をあけてしまうこともある。クルマの本当の燃費性能を引き出す走りというのはどういったものなのだろうか? 片岡英明氏に伝授していただこう!!
※本稿は2024年12月のものです
文:片岡英明/写真:マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年1月10日号
走りかたひとつで燃費性能が向上
運転の極意は、省エネ走行も雪道走行も同じだ。
燃費を悪くするのは荒っぽい運転。急加速、急なハンドル操作、急ブレーキなど「急」のつく運転は燃費を落ち込ませる。アクセルを積極的に踏む運転とアクセルを一定に保った丁寧な運転とでは燃費が10~20%も違う。
また、道路の流れを読み、信号に注意して速度を上手にコントロールすれば信号待ちが減り、燃費の悪化を防ぐことができる。タイヤの空気圧も燃費に影響するので注意を払おう。
コメント
コメントの使い方