運転中のさまざまなトラブルは、ドライバーであればいつ誰にでも起こりうる可能性がある。いざという時に慌てず対応できるよう、初歩的でありながらも意外と対応策を知らない人が多いトラブルへの対処法を知っておこう。
文:井澤利昭/写真:写真AC
【画像ギャラリー】スマートキーが作動しない!? そんなクルマのトラブルはどう対処する?(7枚)画像ギャラリー走行中に警告灯がついたら…どうする?
クルマのメーターパネルやディスプレイには、スピードメーターやタコメーターといった計器類に加え、さまざまな警告灯が備わっており、それぞれの記号のデザインで、愛車の異常や不具合がわかるようになっている。
この記号のデザインは国際規格(ISO)で決められており、国産車はもちろん輸入車も含めて世界共通。
警告灯の色も、赤色、黄色、緑色や青色など複数色があり、赤色が重大な故障またはその原因となりうる可能性がある「危険」、黄色は緊急性はないものの速やかな点検が必要な「注意」を表している。
青色や緑色はシステムが作動中であることや、ドライバーへの情報提供を目的とした表示で、基本的に異常を示すものではない。
警告灯には「シートベルト」や「半ドア」、「ガソリン残量」など、比較的わかりやすいものがあるいっぽう、記号をひと目見ただけでは理解しづらいものもある。
そんななかでもクルマの走行に直接関わり、点灯したまま放置してしまうと大きな事故やトラブルへとつながる4つの警告灯は、この機会にぜひ覚えておいてほしい。
●エンジン警告灯
そのまずひとつ目は「エンジン警告灯」だ。これはエンジン本体はもちろん、それに関わるさまざまなセンサー類、排気システムなどに異常があることを知らせるサイン。
そのまま放置すればエンジンの損傷がさらに進む可能性があり、パワーの低下や燃費の悪化といった不具合が出るだけでなく、最悪の場合は走行不能となってしまうこともありうる。
●油圧警告灯
2つめは「油圧警告灯」。これはエンジンオイルが不足していたり、油圧が低下していることを警告するサインで、そのまま走り続けるとエンジンが焼き付いて破損してしまうおそれがある。
●ブレーキ警告灯
3つめはパーキングブレーキ(サイドブレーキ)が作動していると点灯する「ブレーキ警告灯」。パーキングブレーキを解除しても点灯する場合はブレーキオイルが不足している可能性があり、「ABS警告灯」と同時に点灯した場合は、ABSに不具合が生じていることも考えられる。
ここまでの3つの警告灯が走行中に「危険」を示す赤色で点灯した場合はすぐに安全な場所にクルマを止め、ディーラーやロードサービスに助けを求めるようにしよう。
●水温警告灯
最後の「水温警告灯」は、エンジンの冷却水に異常がある場合に点灯するランプ。
これが赤色の場合は冷却水が高温になっていることを示しており、そのまま走行を続けるとオーバーヒートの危険があるため、前出の3つの警告灯の時と同様、走行中に点灯した場合はすぐにクルマを止めるようにする。
なお「水温警告灯」は車種によっては低温時に青く光ることがあるが、アイドリングやしばらく走行を続けることで表示が消えるようであれば異常はなく問題ない。
警告灯は種類が多いためすべてを把握するのはなかなか難しいが、万一の際に慌てず対処できるよう、緊急性の高いものに関しては事前に把握しておくようにしたい。









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