■この1年に発表された新車の中で最も優れていたのは…
2019年12月6日(金)、東京都江東区の国際交流館にて、日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020の最終選考会が開催された。
大賞にあたる「イヤーカー」に選ばれたのは、トヨタRAV4に決定。
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「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として、1980年に創設。今回で第40回にあたり、前年(2018年)11月1日より当年(2019年)10月31日までに日本国内において発表された乗用車で、60名を上限とした選考委員(自動車ジャーナリストが中心)の投票によって決定される。
昨年はボルボXC40、一昨年は同じくボルボXC60と2年連続で輸入車が受賞しており、今回は…? と注目が集まっていた。トヨタは先代プリウスが獲得して以来10年ぶりの受賞となる。
(3年前はスバルインプレッサ、4年前はマツダロードスター、5年前はマツダデミオ、6年前はVWゴルフ、7年前はマツダCX-5、8年前は日産リーフ、9年前はホンダCR-Z、10年前はトヨタプリウス)。
輸入車のなかでの最多得点車となる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」はBMW3シリーズ。
優れた技術を持つモデルとして賞される「イノベーション部門賞」は日産スカイライン(プロパイロット2.0が評価されたとのこと)。
スポーツカーに贈られる「エモーショナル部門賞」はジープラングラー(「独創的な手法で自動車のエモーションを表現」とのこと)が受賞。
スモールカー(軽自動車など)に贈られる「スモールモビリティ部門賞」は日産デイズ/三菱eKシリーズが受賞。この部門賞発表時には会場からどよめきが
「実行委員会特別賞」は該当車なし。
なお実質的な選考エントリー車である「10ベストカー」に選ばれたのは、以下10車種。以下、( )内は獲得点数と順位。
・ダイハツタント/タントカスタム(21点/10位)
・トヨタカローラ/カローラツーリング(118点/4位)
・トヨタ RAV4(436点/1位)
・日産デイズ/三菱eKシリーズ(35点/9位)
・ホンダN-WGN(54点/7位)
・マツダMAZDA3(328点/2位)
・BMW3シリーズセダン(290点/3位)
・ジャガーI-PACE(109点/5位)
・ジープラングラー(56点/6位)
・メルセデスベンツAクラス(53点/8位)
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