2023年1月に登場した現行プリウス。発売から2年半が過ぎ、そろそろ改良の時期かと噂されていた。そんななか、ディーラーから「プリウスの一部改良モデルが7月頃に発売予定となっています。そろそろ先行受注が始まります」という連絡が入った。さて、一部改良の中身は?
文:青嶋勇樹/写真:ベストカーWeb編集部
※本記事の情報はメーカーからもたらされたものではなくディーラーから得た情報をもとに記事化しています
【画像ギャラリー】プリウスの一部改良モデルと特別仕様車の改良内容は凄い!?(5枚)画像ギャラリープリウスの一部改良の中身は?
2023年1月の発売前から先行受注が始まり、オーダー数が生産台数を大きく上回り、受注停止に追い込まれたプリウス。すでに受注停止は解除されているが、5月下旬、ディーラー営業マンから2025年7月頃に一部改良が行われるという情報を聞いた。さっそく、プリウスの一部改良情報をお届けしたい。
まずは、北米市場などでラインナップしている特別仕様車「プリウスナイトシェードパッケージ」が設定される予定。今回、この特別仕様車はPHEVモデルに設定で、ハイブリッドには設定されないというのは残念だ。
特別装備類としては19インチのブラック仕上げアルミホイールをはじめ、ブラックのエクステリアバッジ、シャークフィンアンテナ、フロントドアハンドル、バンパートリムが追加。インテリアもグレーのステッチが入ったオールブラックのシートが装備された。
一部改良の内容としては以下の通りだが、大きなものではZグレードにデジタルインナーミラーやドラレコ、ブラインドスポットモニター、コネクテッドナビの12.3インチディスプレイオーディオPlusが標準装備(これまではPHEVのZグレードのみ装備)となった。
・PHEVのGグレードに特別仕様車「ナイトシェードパッケージ」を設定
・Zグレード(HV、PHEV)に、デジタルインナーミラー、ドライブレコーダー(前後方)、ブラインドスポットモニター「周辺車両接近時サポート(録画機能)」を標準装備
・12.3インチディスプレイオーディオPlusがHVのZグレードにも標準装備
・寒冷地仕様とETC2.0を全グレードに標準装備
・シャークフィンアンテナ(黒)を全車に採用
価格はどれくらいアップした?
デジタルインナーミラーやドラレコ、ブラインドスポットモニター、12.3インチディスプレイオーディオPlusが標準装備化された人気のZグレードは15万700~17万500円と大幅にアップしたが、装備内容を考えると納得の価格アップではないだろうか。黒づくめのナイトシェードパッケージはPHEVのみで、価格は394万7300円。
さて、気になるプリウスの一部改良モデルの納期は、ディーラー営業マンの話によれば、5月25日時点での情報では、納期は2カ月ほどだったが、日が経つにつれて先行受注が増えていけば納期は遅くなるだろう。5月30日に改めて営業マンから連絡があり、受注枠が埋まってきているという連絡が入った。
●ハイブリッド
・X(2WD)=275万円→276万9800円(1万9800円アップ)
・X(E-FOUR)=297万円→297万円(据え置き)
・G(2WD)=320万円→324万7300円
・G(E-FOUR)=342万円→344万7500円(2万7500円アップ)
・Z(2WD)=370万円→387万500円(17万500円アップ)
・Z(E-FOUR)=392万円→407万700円(15万700円アップ)
・KINTO専用のUグレード:2WD=299万円→300万9800円(1万9800円アップ)、E-FOUR=321万円→321万円(据え置き)
●PHEV
G(2WD)=390万円→384万7300円(5万2700円ダウン)
Z(2WD)=460万円→460万8900円(8900円アップ)
・特別仕様車「Gナイトシェードパッケージ」(PHEV)=394万7300円










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