三菱自動車が欧州で新しいコンパクトSUVを公開した。その名はなんと「グランディス」。オジサンなら涙する懐かしい名前の復活だ!! ルノーとの協業から生まれたこの2列SUVは、HEVとMHEVをラインアップし、広さと機能性、そして先進装備を詰め込んだ注目の一台。はたして日本には来ないのか!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱自動車
【画像ギャラリー】最新ボディを身に着けた新型グランディスをじっくり!!! (11枚)画像ギャラリー「チャレンジ2025」の戦略モデル、満を持して登場!
新型「グランディス」は、三菱の中期経営計画「チャレンジ2025」に基づく商品投入計画の中で「2-row SUV HEV」と記されていた1台。ベースとなるのは、ルノーが欧州で展開するコンパクトSUV「シンビオズ」。かねてからのパートナーシップを利用して、三菱らしさを宿した新たなクルマが誕生した。
2025年内に欧州で販売が開始される予定で、製造はスペインのルノー・バリャドリード工場で行われる。ボディは全長4410mm、室内長は1600mmと十分な居住性を確保し、積載性も566L(VDA方式)と使い勝手は抜群。5名乗車仕様で、シートアレンジにも配慮された設計となっている。
SUVらしさと先進技術の融合が魅力
パワートレインには1.3L直噴ガソリンターボエンジンのマイルドハイブリッド(MHEV)と、1.8Lエンジン+モーター2基のハイブリッド(HEV)の2タイプを設定。HEVモデルでは最大出力115kW(約156ps)を発揮する。EV走行や減速時の回生ブレーキなど、走行状況に応じた3モード選択が可能だ。
装備面でも抜かりはない。縦型10.4インチのディスプレイオーディオはGoogle連携のディスプレイオーディオを採用し、音声認識やリアルタイム交通情報の提供、スマートフォン連携によるアプリ利用などデジタル体験を強化。さらに、安全装備も充実しており、超音波センサーやカメラ、後退時のRCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)など、多彩な運転支援機能を搭載している。
デザインは「ダイナミックシールド」コンセプトをベースに、シャープで力強い印象のフロントフェイスと流麗なルーフラインが特徴的。新設計の19インチホイールも相まって、スタイリッシュなSUVに仕上がっている。
グランディスは、三菱が欧州市場で再び存在感を取り戻すためのキーモデル。その走りと装備、デザインに注目が集まるのは間違いない。公式発表動画も公開されているので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい!













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