大人気のSUVスズキ「フロンクス」。30代の編集部コンビにとってはまさに等身大なSUVなのだが、実際どうなのだろう? ということでフロンクスをお借りして編集長の塩川と、編集部員の木村のコンビで軽井沢にデイトリップしちゃいました。ぶっちゃけたところ、価格以上に価値はあるの? 動画と共にお楽しみください。
文:ベストカーWeb編集部/写真:森山良雄
約250万円からSUVが買えるという幸せ
38歳の編集長塩川と32歳の編集部員木村。奇遇にも同じ大学を卒業している凸凹コンビなのだが、やはり30代として気になるのは「いまどんなクルマが自分で買えるか」ということ。リーマンショックを経験した塩川、そして「ゆとり世代」となった木村。
実はあまり目立たないけど、いまの30代も世界の波に揉まれて生きているんです。新車で欲しいクルマはあれど、予算的に買えるクルマがあまりないなど厳しい展開になっております。そんななかでいつでもクルマ好きの味方スズキが出した、フロンクスがめっちゃ気になる。
世間的に評価は高いし価格もお求めやすいけれど、やっぱり「クルマのプロ」としてはじっくりと乗ってみないと簡単にはお勧めできない。
ということで、今回はフロンクスの4WDモデルを借り出して軽井沢にデイトリップ。関越自動車道、上信越道を通って、軽井沢のワインディングも網羅。積載性なども全方位的に探っちゃいます!!
高速道路でも「必要十分」の動力性能
さっそく高速道路の試乗といきましょう。1.5Lエンジンとマイルドハイブリッドのダッシュ力で、全長4mを切るコンパクトなボディを加速させるには充分なパワー。そりゃもちろん劇的な加速は望めないけど、合流車線で交通の流れには余裕で乗れる。
上信越道の横川SAを通過してもうすぐ軽井沢というところで、トラックが走行車線を走っている。うーん、これは!!! フロンクスを右車線に移し追い越しをかける。グーっと加速をして勾配もなんのそのでクリア。
必要十分な動力性能はまさにイマドキ。ハンドリングもスイフトなどのスズキ車のようにドシっとしていて、高速道路でもハンドルがバタバタしないからとっても疲れない。あまり運転をしない人にとってもこのあたりは大きなメリットになるはずだ。
ワインディングでは乗り物酔いもしにくい!!
高速道路が終わり、アウトレットに向かう前にちょっと自然を堪能したくなったふたり。ワインディングを駆け上り開けた場所で浅間山でも見ようじゃないか!! ちょっとおじさんぽいことを言いつつワインディングを走る。
さっきの高速道路の登り勾配での走りは経験済みだから問題はなし。そして思ったようにクルマが曲がってくれるのが嬉しい。これって実は大切なことで、クルマの挙動も安定するから、同乗者の車酔いも軽減することができる。
このあたりはスポーツカーをこよなく愛する編集長の塩川も圧巻の仕上がりだし、SUVが好きな木村にとっては乗用車ライクな乗り味が新鮮だった。
そしてなによりドライブが安全で楽しくなる!! 初めてのクルマとしてもおすすめだし、お子さまが巣立って少しダウンサイズしたいご家族にも扱いやすさはピカイチなのでおすすめ。










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