どっちが魅力的!? 現行型ホンダ シビックタイプRと初代シビックタイプR比較してみた

どっちが魅力的!? 現行型ホンダ シビックタイプRと初代シビックタイプR比較してみた

 日本自動車史において重要な、1980年代から1990年代のスポーツモデルを「その時代における存在意義」で現行車と比較すると……? ここでは現行型ホンダ シビックタイプRと、初代シビックタイプRの新旧タイプR対決をご覧いただこう!!

※本稿は2025年10月のものです
文:清水草一/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年11月10日号
※各車の諸元データは代表的なグレードのものです

【画像ギャラリー】ご先祖さまと現行型を比較!! 現行型ホンダ シビックタイプR vs 初代ホンダ シビックタイプR(16枚)画像ギャラリー

現行型ホンダ シビックタイプR vs 初代ホンダ シビックタイプR

ホンダ シビックタイプR(現行型・2022年登場)。全長4595×全幅1890×全高1405mm、車重1430kg、2L直4ターボ(330ps/42.8kgm)/FFのハイパフォーマンススポーツ。トランスミッションは6MTのみ
ホンダ シビックタイプR(現行型・2022年登場)。全長4595×全幅1890×全高1405mm、車重1430kg、2L直4ターボ(330ps/42.8kgm)/FFのハイパフォーマンススポーツ。トランスミッションは6MTのみ

 初代シビックタイプRが出た時は、初代インテグラタイプRの陰に隠れて、それほどの熱狂はなかったと記憶している。

 やっぱり1.6LのシビックRより、1.8LのインテRのほうが格上だったし、シビックならSiRでいいんじゃ? みたいな感覚もあった。

ホンダ シビックタイプR(初代・1997年登場)。全長4180×全幅1695×全高1360mm、車重1090kg、1.6L直4(185ps/16.3kgm)/6代目のマイナーチェンジ時に追加設定された
ホンダ シビックタイプR(初代・1997年登場)。全長4180×全幅1695×全高1360mm、車重1090kg、1.6L直4(185ps/16.3kgm)/6代目のマイナーチェンジ時に追加設定された

 あるいは、より軽量な先々代型EF9のSiRをチューンしてサーキットを走るとか。シビックタイプRが熱狂を巻き起こすのは、インテRがなくなってからだったと言っていい。

 そして、インテRもNSXもとっくにいなくなった今、シビックタイプRは、古典かつ正統なホンダスピリットを受け継ぐ唯一のマシン。細~い糸が、シビックタイプRでつながっているわけで、もの凄く貴重な存在だ。

 初代シビックタイプRの頃は、コンパクトなスポーツモデルはまだ結構あったし、唯一絶対的な存在ではなかった。ってことで、現行シビックタイプRの勝ち!

●結果:現行型ホンダ シビックタイプRの勝利……いま唯一のホンダタイプR。ものすごく貴重な存在。

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

GRスターレットは次期型ヤリス!? 2025年に出たクルマをALL CHECK!『ベストカー1.10号発売!』

GRスターレットは次期型ヤリス!? 2025年に出たクルマをALL CHECK!『ベストカー1.10号発売!』

 12月に入り、いよいよ今年もラストスパート。2025年は新型車ラッシュに加え、JMS2025をはじ…