新型ハイラックスがタイで世界初公開となったが、中身を見て驚いた! 4種類のパワートレーンをはじめ、内装はランクルFJよりも豪華でランクル250並みといっていい。しかもオーバーランド仕様をはじめとするカスタマイズ仕様が超カッコいいのだ。2026年年央に日本で発売されたら、過去イチ大ヒットする可能性あり!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタモータータイランド
新型ハイラックスのどこが凄いのか?
2025年11月10日にタイ・バンコクで世界初公開となった、新型ハイラックス。実に10年ぶりのフルモデルチェンジとなったが、RAV4顔になったエクステリアよりも驚かされたのはパワートレーンのバリエーションだ。
マルチパスウェイの考え方のもと、ICE(内燃機関)、48Vマイルドハイブリッド、BEV、FCEVと4種類をラインナップ。あらゆる市場、あらゆる顧客、あらゆるニーズに対応する選択肢としてこれだけのパワートレーンを用意したことはランドクルーザーを上回るといっていい。
新型ハイラックスの内装についても、ランクル250とほぼ同じ装備や上質感を持っていることに驚かされた。上級グレードの内装は、12.3インチのカラーディスプレイメーターと、12.3インチのセンターディスプレイの構成はランクル250のディーゼルモデルと同じだし、電動パーキングブレーキやシートベンチレーションも付く。さすがにスタンダードキャブは空調関連はダイヤルを回すタイプとなり、ディスプレイも8インチとなる。
ランクルFJと内装を比較すると、新型ハイラックスのほうが装備も豪華だし、高級感がある。ランクルFJの上級グレードも12.3インチのメーター、12.3インチのセンターディスプレイとランクル250、新型ハイラックスと同じだが、ランクルFJにはシートベンチレーションは付かず、サイドブレーキも手動式。
安全性についても最新のトヨタセーフティセンス3(低速加速抑制機能、プロアクティブドライビングアシスト、緊急時運転停止システムなど)のほか、マルチテレインセレクトやパノラミックビューモニターなどの運転支援装置も備わるので、このあたりについても遜色はないはずだ。
新型ハイラックスの室内居住スペースについて
新型ハイラックスにはシングルキャブ、観音開きのスマートキャブ、ダブルキャブが用意されているが、日本に導入予定のダブルキャブ5人乗りの室内空間は写真を見ていただければわかるとおり、想像以上に広い。
ちなみにランクルFJの後席に乗り込んでみたが必要充分のスペース、ラゲッジスペースも広いとはいえないので、荷物を大量に積む人は新型ハイラックスか、ランクル250を選んだほうがいいかもしれない。


























コメント
コメントの使い方後半のカスタム仕様4つ、本当に格好いい。
こういうのが日本を走ったら目立つだろうな~と夢想しつつも、国内でブームになるには大きすぎて高すぎるかな。
周りで乗ってるの親が宗教法人のボンボンだけだったし、妻説得や駐車場ふくめて許される環境が難しすぎる
シートヒーターのスイッチはあってもベンチレーションのスイッチは何処にも見当たらないけど、何を元に言ってるのかな?