2017年4月18日、CM総合研究所が2016年度(2016年4月度〜2017年3月度)の企業別CM好感度ランキングを発表した。
そちらの順位を紹介するとともに、クルマ好きなら「自動車メーカーで上位だったのは……?」というのも気になるところ。
「あのシリーズ」を擁するメーカーがトップでした。
文:編集部 写真:Shutterstock.com
総合1位は昨年と同じく、auの「三太郎」シリーズ
CM総合研究所は、2016年度に在京キー5局にCMを流した全2208社のなかから、どの会社のCMの好感度が高かったかを、関東一都六県在住の一般も板−男女3000人に調査・集計。その結果を発表した。
総合順位は以下のとおり。
なんといっても注目は、前年171位だったアマゾンジャパンの6位躍進。
赤ちゃんに泣かれてしまい部屋を出て行き、遠くから眺めるゴールデンレトリバーのあのなんとも寂しそうな顔にグッと来た視聴者も多いのでは。
自動車No.1のメーカーCMの中から特選5本紹介
CM総合研究所は、総合ランキングのほかに「業類」別の各分野No.1企業も発表(CM総合研究所が20の産業分野ごとに選出)。
「電子・精密」部門ではアップルジャパン、「食品」では日清食品、「アルコール」ではキリンビール、「住宅・建設」では大和ハウス工業と、
名前を聞くとなんとなく「ああ、あのCMか」と思い浮かぶ作品が並ぶなか、気になる「自動車」部門は……というと、8年連続でトヨタ自動車が獲得しました。
トヨタといえば車種別CMのほかに企業CMやGAZOO、トヨタレンタカー、各キャンペーンと多くのシリーズCMを放映している。
今回のCM総合研究所の発表では個別のCMの好感度は発表されていないが、以下、本企画担当編集が、独断と偏見で特に刺さったトヨタのCM5本を、公式チャンネルよりまとめて紹介したい。
公式チャンネルより厳選!!
- 【C-HR】CROSSOVER THE WORLD #3 原哲夫篇
- ひと言:世代的にドストライク。サウザーが好きです。
- 【プリウスPHV】石原さとみ篇
- ひと言:永遠に見てられます。
- 【プリウス】PRIUS! TRIAL! 大泉洋篇
- ひと言:「ミスター、あなたの犬が向かっております!」
- 【WOW】おじいちゃんとわたし PHV給電篇30秒
- ひと言:歳をとるのも悪くないなと思える作品でした
※上記の動画は、2019年現在非公開になっています。
- 【Loving Eyes -Toyota Safety Sense】※2019年現在公開中
- ひと言:父と娘それぞれの目線で話題になりました。泣いた
「自動車」という乗り物が、ただ単に商品、移動の道具であるというだけでなく、常に「物語」や「人生」をまとっているものであり、私たちはそうした文化の力を受け取って車を愛しているんだなあと、あらためて感じた。
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