「よく見えるように」。どんなクルマでも、外の様子がよく分かるというのは安全の基本。そのため今も昔も「視認性」が重要になる。ここでは、視認性にこだわりながら消えてしまった装備と、今後増えていきそうな装備をご紹介する。
※本稿は2025年12月のものです
文:長谷川 敦/写真:トヨタ、スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年1月26日号
当時世界初の装備「サイドウィンドウ・ワイパー」
雨の日に使うワイパー。通常はフロントとリアのワイパーで事足りるのだが、実はサイドウィンドウにワイパーを持つクルマも存在していた。
1988年デビューの6代目トヨタ マークIIには、フロント・サイドウィンドウの前部のワイパーをオプション設定。当時は世界初の装備として話題になった。
「サイドウィンドウ・ワイパー」によって、雨の日でもドアミラーを見やすくなるはずの装備だが、実際にはドアミラー自体にも水滴がついてしまうため、そこまで劇的に視界が改善されるわけではなかったのである(涙)。
ドアミラーにワイパーを装備するクルマもあるが、現在ではサイドウィンドウ・ワイパーともどもメジャーな装備にはなっていない。しかし、令和時代にコレを一度使ってみたいと思うのも本音ですね!
●6代目トヨタ マークII 中古車相場価格:60万〜160万円
現行ジムニーノマドに装備される「ヘッドランプウォッシャー」
現行モデルにも採用される装備も紹介したい。ジムニーノマドには、ヘッドランプを洗浄する「ヘッドランプウォッシャー」が装備されている。
洗浄液でヘッドランプを洗う機能で、冬季のヘッドランプカバー凍結や積雪の際にも有効だ。オフロード走行も想定したノマドへの装備に驚きはないが、実は欧州車のほとんどがこれを装備している。
その理由は、普及が進むHIDやLEDは、ハロゲンに比べて発熱が少なく、ランプカバーに付着した雪を溶かす効果が期待できないので、ウォッシャーによってこれを洗い流すためだ。
発熱の少ないランプを搭載するクルマがもっと増えれば、今後のさらなる普及も予想される!?
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