創業当時から何よりも安全を重視するボルボ。1959年には3点式シートベルトを考案し、世界の自動車の安全のためその技術を無償公開するなど、「基本は安全」の考えを徹底的に堅守するボルボが、シートベルトに関する新技術を開発した!!
※本稿は2025年12月のものです
文:角田伸幸/写真:ボルボ ほか
初出:『ベストカー』2026年1月26日号
3点式シートベルトの始祖・ボルボが新型シートベルトを開発
いまや自動車の必須装備である3点式シートベルト。それを発明したのがボルボであることをご存知だろうか。装着が簡単で有効性も高い3点式シートベルトは1959年にボルボが開発し、技術仕様を無償公開したことで世界中に広まった。
このシートベルトは死亡リスクを45%、重傷リスクを50%低減するとされるが、着用による頭部・胸部損傷の課題もあった。
それから67年めとなる2026年、ボルボがシートベルトを「再発明」するという。新技術「マルチアダプティブ・シートベルト」は、車載センサーが走行状況や乗員の体形、姿勢を分析し、事故時の締め付け度合いを11段階で最適化する仕組み。衝突の方向や速度を瞬時に把握し、負荷を抑えつつ衝撃を吸収する。
背景には、毎秒508兆回の演算が可能なSoCを核としたSDV(ソフトウエア定義車両)の実現がある。膨大なデータを統合制御し、無線による機能追加やソフト更新も可能だ。
この新シートベルトは2026年発売予定の新型EV「EX60」に初搭載される。技術陣は「旅の始まりにすぎない」と語り、さらなる改良を見据えている。
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