東京オートサロン2026の群馬トヨタグループ(GTG)ブースに、ひっそりと展示されていたハイラックスチャンプ。毎年変わり種の車種を展示しているGTGブースだが、今年は、スーパーショートホイールベースのハイラックスチャンプが変わり種の位置に鎮座する。もしかして、ハイラックスチャンプの日本導入があるのだろうか。
文:佐々木 亘/写真:佐々木 亘、トヨタ
【画像ギャラリー】タイ仕様のハイラックスの顔が無骨でかっこいい! 群馬トヨタのオフロードカスタムもめっちゃ似合う!!(11枚)画像ギャラリータイ限定のショートホイールベースチャンプは良いかもしれない
ハイラックスチャンプのスーパーショートホイールベースをベースに、タイヤホイール等のカスタマイズを施したGTG。無骨なショートホイールベースチャンプに、RAYSのF6 boostとトーヨータイヤのオプカンR/Tの組み合わせが決まっている。
展示されていたハイラックスチャンプは、ボディ全長は4520mmでホイールベースは2580mmという短さ。この短いホイールベースで、小回りが利くハイラックスチャンプが生まれるのだ。ちなみに、タイ限定のショートホイールベースチャンプだが、タイ本国では通常のホイールベース(4970mm)のモデルと、ロングホイールベース(5300mm)のモデルも販売されている。
カスタムベースのクルマとしては面白いが、現状の仕様では国内の規制に対応していないため、国内での販売は難しい段階にあるという。ただ、機動性の高さと汎用性の高さは、日本でもウケそう。軽トラと小型トラックの間に入り、日本の農業や物流を大きく変える存在になりそうだが、果たして。
IMVは国内導入されるのだろうか?
様々なホイールベースのあるハイラックスチャンプは、またの名をIMV 0という。IMVシリーズは、当時アジア本部長だった現トヨタ自動車会長の豊田章男氏が指揮をとり、アジアの人々共にアジアの経済に貢献したいという思いを込めて、現地のエンジニアと共に現地現物で開発されたシリーズ。
タイでは国民車として、暮らしの大切な基盤となり、国内で累計270万台以上を販売し、400万台以上を世界各国へ輸出している。このクルマがオートサロンで展示される意味はどこにあるのだろうか。
一つには、IMVシリーズの国内導入の模索があると推察できる。先日のジャパンモビリティショーでもIMVシリーズのコンセプトモデルがお披露目されたわけだが、日本国内ではどのような需要があるのかを、トヨタ自動車としても探りたいと考えているのではないだろうか。
ただIMV自体は日本向けの規格ではないため、日本国内の衝突安全基準などがクリアできない。あくまでも途上国向けのクルマであることは忘れてはならない事実。働くクルマとしては優秀だが、これを日本でそのまま使うことはできないのだ。
【画像ギャラリー】タイ仕様のハイラックスの顔が無骨でかっこいい! 群馬トヨタのオフロードカスタムもめっちゃ似合う!!(11枚)画像ギャラリー日本導入を諦めるのはまだ早い?
それでも市場の反応を確認しようと、オートサロン2026に展示されたハイラックスチャンプからは、IMVのさらなる飛躍の可能性を感じることもできる。現在の仕様から、日本などの先進国向けの仕様を生み出し、販路を大きく拡大するという未来だ。
カスタムベースとしては楽しそうなクルマだし、ピックアップスタイルのハイラックスチャンプは、様々な用途で活躍することが見込まれる。オートサロン開催期間中の反響次第では、日本導入もあり得ない話ではないはず。ここ数年で2度もハイラックチャンプを展示してきたGTGの動きを見ても、前向きに検討が進められていそうだ。
前回はフラットデッキで、今回はアオリの付いたハイラックスチャンプだった。3度目の正直で、またオートサロンにハイラックスチャンプが展示されたとき、その時がハイラックスチャンプの国内導入の時期になるのかもしれない。
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