各社のコンセプトモデルは単なる夢物語ではなく、技術進化や市場予測に裏付けられた実現前提の提案が目立った。なかでもトヨタのKAYOIBAKO思想は商用車の在り方を根本から問い直す存在感を放ち、スバルの新事業提案やBYDの軽EV参入も含め、次世代モビリティの方向性を強く印象づけた。
※本稿は2026年1月のものです
文:桃田健史/写真:トヨタ、ダイハツ、スバル、BYD、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年2月10日号
開催年から10年後という近未来がターゲット
2025年の自動車界の話題の中心はやはりジャパンモビリティショー2025。数々のコンセプトモデルや登場予定車が展示されたが、ここではJMS2025に出展された車両のなかから、最も秀逸だったモデルを桃田健史氏に選んでいただいた。
今回のジャパンモビリティショー、ターゲットを近未来の2035年に設定。
そのため、各社のコンセプトモデルは単なる夢物語ではなく、技術進化や新たなる市場構築を裏付けるデータに基づく「実現性への説得力」が求められた。
そのなかでKAYOIBAKO思想のインパクトは強烈。「ハイエースコンセプト」から「KAYOIBAKO-K」までの商用車を思想として一気通貫するというのだから。近年クラウンやランクルで採用する「群」という括りを超越したトヨタの大英断だ。
そのほかでは、自動車メーカーとして初めて新車をベースに多様なチューニングやドレスアップを提案するスバル「パフォーマンス-B STIコンセプト」が新事業として際立った。
さらに、軽EV市場に殴り込むBYD「ラッコ」には近未来のクルマ社会における大きな可能性を感じた。
【画像ギャラリー】「実現性への説得力」で選ぶ!! ジャパンモビリティショー2025出展車の最優秀モデル(8枚)画像ギャラリー









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