2026年1月現在、日本で販売されている国産車&輸入車から、500万~1000万円のクロスカントリーSUV「世界一」を評論家10名の順位で決定する。この価格帯のクロカンは輸入車の独壇場。現状ランクル一択の国産車勢はやや不利か!?
※本稿は2026年1月のものです
文:小沢コージ、渡辺陽一郎、鈴木直也、片岡英明、岡本幸一郎、松田秀士、橋本洋平、国沢光宏、竹岡 圭、斎藤 聡
写真:トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年2月26日号
500万~1000万円のクロスカントリーSUV世界一……小沢コージの評価
300&250ともに武骨かつ飽きのこないデザインに2列5人乗りに加え、3列7人乗りも選べるミニバン的利便性。オマケに20年? うまくすると30〜40年は乗れる最新ラダーフレームのGA-Fプラットフォーム付きボディが磐石すぎる。
個人的にはどっちも全幅1.9m超えだが微妙狭めでボクシーな250がお気楽で、燃費とパワーを両立したディーゼル直4に乗りたいが、より上質で全車V6の300も捨てがたい。1位か2位か単純に好みよ。
ランクルに唯一対抗できる伝統のラダーフレーム付きSUVのラングラーアンリミテッドが3位ってのも納得。あれほど非効率かつクラシカルなオバフェンを備えつつ、実は全長・全幅ともにランクル250より微妙に小さいのも助かる。
モノコック系はどうしても評価が低くなるが、SUVはロレックスエクスプローラー的な飽きのこなさが欲しいので悪しからず。
評論家10名それぞれの評価ポイント
●渡辺陽一郎
ラージSUVには、駆動力を増幅させる副変速機を装着した悪路向けのSUVが多い。したがって悪路走破力と価格のバランスが重要だ。また悪路向けSUVならではのシティ派と異なる存在感、一種のオーラを放つことも大切。
●鈴木直也
オフロード志向のプレミアムSUVは鉄板の人気車ばかり。人気はランクル勢がダントツで、根強い固定ファンがいるラングラーがそれに続く。予算が豊富ならディフェンダーもいいチョイスですね。
●小沢コージ
本格クロカンSUVクラスだけにタフさとデザイン性とコスパで選べば間違いなくランクル250がオススメ。ほかは300挟んで断トツのカッコよさならラングラー。ディフェンダーはカッコいいがビルトインフレームがツラい。
●片岡英明
このクラスは副変速機付きヘビーデューティ4WDの独壇場だ。信頼性と快適性、走破性の高さでライバルを圧倒するのがランクル一族である。世界中にファンを持つジープの代表作、ラングラーも長く付き合えるだろう。
●岡本幸一郎
順当に、バリュー・フォー・マネーで選びました。オフローダーとクロスオーバーが混在していますが、生粋のオフローダーでもこんなに売れていることを考えると、そこはもう同列で考えてもいいのかなと思います。
●松田秀士
このカテゴリーでランクル2車種の存在感はブッチギリ。ラージSUVとしてのデザイン、乗り味、パフォーマンスでいちばんバランスがとれている。個人的にはディフェンダーの存在感に注目するが価格を考慮して4位とした。
●橋本洋平
ラージSUVは走りはもちろんのこと存在感だったりデザイン性が最も気になるジャンルかと思います。そのなかでランドローバーの2台はオンオフ選ばない独自のデザインが魅力的に感じました。
●国沢光宏
事実上ランクルしかない。輸入車は値上げを繰り返し、そのわりにリセールバリューも伸び悩む。ランクル300と250で迷うけれど、個人の趣味からすれば250。300が好みならそちらを選んだらいい。盗難に注意!!
●竹岡 圭
ここはわかりやすく世界のランクル強し! 価格的にもブランド力的にも実性能的にも流石といったところですね。ここは輸入車は高価格なんだと割り切って、特に高比重でリセールバリューも含めて選んでみました。
●斎藤 聡
コストパフォーマンスの点でランクル300はダントツの存在だ思う。次いで元祖4×4ともいえるラングラーを2位とした。ディフェンダーは、性能的には魅力的だが、コストの点で順位を落としてしまった。





















コメント
コメントの使い方