コンパクトSUVでも、走りを楽しみたい人にとって気になるのがヴェゼルRSとカローラクロスGRスポーツの存在だ。軽快に曲がる気持ちよさを狙うヴェゼルに対し、カローラクロスは2Lハイブリッドの力強さと専用チューンで攻めてくる。どちらが“走れるSUV”として刺さるのか、乗り味の違いを比べていく!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】最後は好みの勝負!? ヴェゼルRSとカローラクロスGRスポーツの内外装をイッキ見!(22枚)画像ギャラリーホンダの「RS」はさすがの走り!
国産コンパクトSUVのスポーツ系と言えば、ヴェゼルe:HEV RSとカローラクロスGRスポーツだ。ぶっちゃけどっちのほうがイイの?贔屓目なしに走りの良し悪しをレポートする。
ヴェゼルに搭載するパワートレーンは1.5Lガソリンを軸とするe:HEV。エンジンが106ps/127Nm、モーターが131ps/253Nmを発生する。動力性能は登坂路だと物足りなく感じるが、ゼロ加速は意外と速く、レスポンスも悪くない。
勇ましいエンジン音と疑似変速制御によるリズミカルな走りは痛快だ。足回りはRS専用品を装着。ノーマル比で15mmダウンとなるが、思ったよりも硬くない。峠のバンピーな路面も吸い付くように走り、不快感も一切なし。上質さと追従性のバランスが見事である。
ちなみにVGR(可変ステアリングギアレシオ)を採用するのはカロクロとの大きな違い。少ない舵角でクイッと曲がるのはそれの影響もあるだろう。
パワーに優れるのはカロクロ!
カローラクロスには2Lハイブリッドを専用搭載。エンジンが152ps/188Nm、モーターが113ps/206Nm(Fr)&41ps/84Nm(Rr)を発生し、システム最高出力は199psを誇る。圧倒的なパワーゆえにどこから踏んでも速い。
スポーツモードをすればエンジンが常時始動するため、レスポンスがさらに高まる。足回り(バネ・ダンパー・ブッシュ)を専用チューニングし、タイヤも横浜ゴムADVAN FLEVAを専用装着。剛性アップパーツも奢ってあるので、コーナリング時の安定性と懐の深さは驚くレベルだ。
強いて言えば、ヴェゼルはバランス型、カローラクロスは特化型だと感じた。いずれにせよ、ワインディングを楽しめる性能は双方ともに持ち合わせている。あとは好みの問題だが、興味のある方は是非とも試乗して違いを味わっていただきたい。
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