ホンダが四輪電動化戦略を見直し、ゼロシリーズなど3台のBEVの発売&開発中止を発表。もちろん衝撃的なニュースではあったが、ホンダには暗いニュースばかりではない。ここでは最近のホンダに関するグッドニュースを取り上げる。
※本稿は2026年4月のものです
文:岡本幸一郎/写真:ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年5月10日号
【挑戦その1】ヘリテージパーツ
ホンダは2025年12月に、旧型スポーツタイプの車種を対象とした復刻部品を2026年4月からグローバル供給すると発表し、マニアは歓喜!!
●岡本幸一郎氏の視点
すでにNSXでリフレッシュプランを実施していたが、その進化版といえる。
「ホンダヘリテージワークス」では、販売終了となった純正部品を復刻もしくは互換できる部品を新たに供給する「ホンダヘリテージパーツ」と、その部品等を活用した「ホンダレストレーションサービス」というレストアサービスのふたつが柱として実施される。
初代NSXでスタートし、今後ホンダのスポーツカーに拡大していくとのことで、S2000やビートをはじめ、ゆくゆくはヘリテージカーになっていく名車を将来的にも乗り続けたい人にとっては、パーツ供給の心配をすることなく所有できて、いざとなればレストアまでできるようになるのは頼もしい限りだ。
【挑戦その2】新スポーツブランド
東京オートサロン2026でホンダはHRCブランドのコンセプトカーを初公開。第一弾モデルは2026年夏頃登場と予想!!
●岡本幸一郎氏の視点
F1とモトGP、4輪と2輪の頂点で戦っているHRCだが、せっかくの技術や知見がこれまで市販車にはフィードバックされてこなかった。そこで、それらを活かした「HRC」の名を冠するホンダ最強のスポーツブランドを立ち上げる運びとなった。
ほかのメーカーではすでにやっていることだが、ホンダにもタイプRがあるものの、拡張性を考えると、やはりHRCのようなブランドのほうが都合がいい。
HRCでは「スポーツライン」と「トレイルライン」の2通りが設定されるのが特徴で、SUVはあくまでSUVらしくカスタマイズされることになるだろう。
HRCの名のもとで出すからには内容的にもそれに相応しく本格的なものになりそう。先発の競合ブランドに一矢報いるに違いない。
【画像ギャラリー】こんなの期待しちゃうだろ!! HRCモデルから北米インテグラまで一挙公開!!(8枚)画像ギャラリー【挑戦その3】北米生産車の販売
ホンダは2026年3月5日に、北米生産のSUVのパスポートとアキュラ インテグラを日本に輸入し、同年後半から販売を開始すると発表。
●岡本幸一郎氏の視点
国土交通省が新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度により、米国で製造され安全認証を受けた車両は、所定の認定を経れば追加試験なしで日本国内で販売できるようになった。
背景には、日米間の特に自動車に関する貿易不均衡を解消する狙いがあるわけだが、おかげで従来のままでは日本に導入されなかったであろう魅力的な車種が今後いくつも入ってくることになりそうだ。
ホンダはまずパスポートとアキュラ インテグラの2台を導入することを明らかにした。いずれも左ハンドルのまま導入される見込みだ。
タイプRの人気がこれほど高いんだから、インテグラだってそれなりに受けるはずに違いない。また、日本にはない大柄なSUVが導入されることで、ホンダのSUVラインナップがより充実するのも楽しみだ。
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