明日3月3日から4日にかけて、東京23区でも雪が降る可能性が高まっている。平地でも積雪の恐れがあり、ノーマルタイヤでの走行は道路交通法上の違反になるだけでなく、スリップや事故の原因にもなる。都市部でも雪道対策の基本を押さえ、万全の備えで安全な冬道ドライブを心がけたい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobe Stock(トビラ写真:New Africa@Adobestock)
東京23区でも雪が積もる可能性と交通への影響

気象予報では、3月3日から4日にかけて関東地方を中心に雪の降る可能性が指摘されている。この時期の東京では雪が降る頻度は少ないが、平野部でもうっすらと雪が積もるおそれがある。
特に夜〜早朝にかけては気温が低く、路面が凍結する可能性も念頭に置くべきだ。積雪がある道路は視認しづらく、足元が滑りやすくなるため、歩行者だけでなくクルマの運転にも細心の注意を払う必要がある。
雪が少しでも積もれば、路面状況は一変する。街中の交差点や坂道、高架部分では一見乾いているように見えても、実は凍結しているケースがあるため、慎重な走行が求められる。
特に橋梁部や高架道路は地熱が届きにくく、凍結が発生しやすいという点は都市部ならではの注意ポイントだ。積雪や凍結は視覚で判断しづらいため、「雪が降っていないから大丈夫」といった油断は禁物である。
さらに3日から4日にかけて大雪が降ることが予想されれば、各高速道路や首都高や国道に、予防的通行止めが実施されることもありうるので注意してほしい。
【画像ギャラリー】雪が降ったらノーマルタイヤで走るな! 交通違反になるゾ!(4枚)画像ギャラリー雪道はノーマルタイヤ走行=違反!冬用タイヤと安全策
本格的な雪道や路面が凍結している状態でノーマルタイヤのまま走ることは、道路交通法上の違反となる。ノーマルタイヤを装着したままで雪道を運転すると『公安委員会厳守事項違反』に該当し、反則金6000円(普通車)の罰則があるのだ。
詳しく挙げると道路交通法第七十一条(運転者の厳守事項)の六項にて、“……中略、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項”とある。ノーマルタイヤを履いたクルマが立ち往生した状況を何度も見たが迷惑千万だ!
そもそもノーマルタイヤは冬場の低温でゴムが硬化し、雪や氷路面でのグリップ力が著しく低下する。発進・停止・旋回のいずれの制動性能も大きく落ちるため、「走れる」=安全ではない点も理解しておきたい。JAFの実証実験でも、スタッドレスタイヤとの差が顕著で、「走れても止まれない」という事態に陥ることがあるという結果が出ている。
雪道で避けるべきは「急ブレーキ」とは誰もが思う。でも怖いのはブレーキだけではない。発進時や合流時の急アクセルは、タイヤが簡単に空転する原因になる。特に都内は交差点や合流ポイントが多く、じわっと踏む意識がないと横滑りしやすい。焦らず、アクセル操作はいつもの半分を目安に。
都市部で雪が降ると、道路交通が一気に停滞しやすく、立ち往生やスリップ事故も発生しやすい。雪道では、出発前の空気圧チェックやウォッシャー液の凍結対策など、細かな準備が安全性を左右する。
さらには「今日は乗らない」という判断自体が立派な雪道対策であり、不要不急の外出は控える勇気も必要だろう。






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