春先の運転中、くしゃみ一発でヒヤッとした経験はないだろうか。60km/hで走行中に0.5秒くしゃみをすると、クルマは約8mも進む。油断できない季節だ。そこで本稿は「花粉を車内に入れない」「入り込んだ花粉を残さない」を軸に、今日からできる対策を2つに整理した。
文:ベストカーWeb編集部/画像:Adobestock(トップ写真=Joyce@Adobestock)
【画像ギャラリー】花粉症の方にとっては厳しい時期……なんとか乗り越えよう!!(2枚)画像ギャラリーまずは侵入経路をふさぐ!! 衣服とエアコンが“入口”だ
花粉は窓からだけでなく、人間経由で車内へ運ばれる。乗り込む前に衣服をよくはたき、付着した花粉を極力落とすのが第一歩だ。
さらにアウター素材も効く。ポリエステルやナイロン、革など表面がツルツルしたものは花粉が付きにくい一方、ニット帽やセーターなどウール系は絡みやすいので避けたい。
加えて静電気も要注意で、素材の組み合わせ次第で帯電しやすくなる。静電気防止スプレーや、洗濯時の柔軟剤も味方になる。
そして見落としがちな侵入ルートがエアコンだ。走行中でも外気と一緒に花粉が入り得るため、基本は窓を閉めて「内気循環」にする。
オートエアコンは外気導入と内気循環が自動で切り替わることがあるので、花粉が多い日はオートを切って手動にしておくと安心だ。
さらに外気導入が必要な場面ではエアコンフィルターが要になる。寿命の目安である1年以上、点検や交換をしていないなら、ディーラーやカー用品店でチェックしておきたい。花粉だけでなくPM2.5対策にもなる高性能タイプを選ぶ手もある。
入ってしまったら“舞わせず回収”!! 掃除と備えで運転を守る
どれだけ気をつけても花粉を100%遮断するのは難しい。ならば次は「車内に入り込んだ花粉を除去する」が勝ち筋だ。
コツは、舞い上げないこと。ダッシュボードやメーターパネル周辺は花粉がたまりやすいので、ウェットタイプの使い捨てクロスで静かに拭き取る。
送風口など凹凸がある場所は、静電気タイプやマイクロファイバー製など、花粉やホコリをキャッチしやすいハンディモップが扱いやすい。足元やシート周りは、車内で取り回しの良いコンパクト掃除機があると効率が上がる。
掃除の仕上げに、除菌・消臭スプレーやドリンクホルダーに置けるコンパクトな空気清浄機、加湿器を使う手もある。花粉が気になる日は「掃除→仕上げ」で、次に乗る時のムズムズ感が変わってくる。
最後に“症状が出た瞬間”の備えも忘れたくない。サンバイザーやドアポケットなど、すぐ手が届く場所にティッシュを固定できるグッズや小さなゴミ箱があると、とっさのくしゃみや鼻水に対応しやすい。
ちなみにマスクは花粉対策として有効だが、閉め切った車内で着けたまま運転すると軽い酸欠状態になる可能性があり、メガネの曇りで視界が遮られる危険もある。運転中は外しておくほうが安全だ。症状が重い時は専門医に相談し、薬で眠くなるならハンドルを握らない選択も必要になる。
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