レクサスRXとNXの中古は今が狙い目か? 相場でわかった“買い”の境界線

レクサスRXとNXの中古は今が狙い目か? 相場でわかった“買い”の境界線

 レクサスの人気SUV、RXとNX。新車ではなかなか手が届かない憧れモデルだが、中古車ならどうか。現行型も先代も流通量が増え、選び方次第ではかなり現実的な買い物になる。狙うべきは上級感のRXか、扱いやすさと相場のこなれ感が光るNXか。中古相場から考えてみたい。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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現行RXはまだ高値安定。狙い目は先代後期の450hか300

現行のレクサスRXは2022年にフルモデルチェンジ。RXで初となるプライグインハイブリッド車であることやガソリン車の方は、V6が廃止され直4となった
現行のレクサスRXは2022年にフルモデルチェンジ。RXで初となるプライグインハイブリッド車であることやガソリン車の方は、V6が廃止され直4となった

 まずRXから見ていこう。現行RXの新車価格はRX350 “version L”の2WDで668万円、最上級のRX500h “F SPORT Performance”は903万円。全長4890mm、全幅1920mmという堂々たるサイズも含め、まさにレクサスSUVの中核モデルだ。

 中古車検索サイトを見ると、現行RXの中古車価格は570万円から1099万円あたり。平均価格も約769万円と高く、正直「中古だから安い!!」という世界ではない。むしろ人気グレードや低走行車は新車価格に近い、あるいはオプション込みで高く見える物件もある。現行RXを狙うなら、安さより納期短縮と好条件の個体探しが主眼だ。

先代は2015年に登場し、2019年にマイナーチェンジ。写真は後期型
先代は2015年に登場し、2019年にマイナーチェンジ。写真は後期型

 一方でうまみが出てきたのは先代RXだ。先代の平均価格は約399万円。なかでもRX450hはレクサスらしい静かさと力強さがあり、サイズのゆとり、内装の満足感も高い。RX300なら価格はさらにこなれやすく、F SPORT系の見た目重視派にも刺さる。大きなボディを受け入れられるなら、先代RXは「高級SUVを中古で買う」醍醐味が濃い選択だ。

NXは現行型でも現実的。買いやすさならRXより一歩リード

現行のNXは2021年にフルモデルチェンジ。次世代レクサスの第1弾モデルでもあった
現行のNXは2021年にフルモデルチェンジ。次世代レクサスの第1弾モデルでもあった

 対するNXは、現行型の新車価格がNX350hの550万円から、NX450h+ “OVERTRAIL”の772万5000円まで。全長4660mm、全幅1865mm、全高1660mmで、RXよりひとまわり扱いやすい。街乗り、駐車場、日常の取り回しを考えると、この差はかなり大きい。

 中古相場は現行NXで344万円から840万円あたり。平均価格は約559万円で、掲載台数も多い。ここがNXの強みだ。現行型でも選択肢が豊富で、NX250なら400万円台、NX350hでも条件次第で500万円台が見えてくる。燃費やリセール、日常の使いやすさまで含めると、総合バランスはかなり強い。

 ではRXとNX、買うならどっちか。結論は明快だ。満足感と押し出し感を最優先し、家族でゆったり使うならRX。特に先代後期のRX450hは買い得感がある。一方、現行感、扱いやすさ、価格のバランスを重視するならNXだ。中古車としての「買い時感」は、今はNXが一歩リード。RXは先代狙い、NXは現行型狙い。この線引きで探すと、失敗しにくいレクサスSUV選びになる。

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