日本を代表する高級ミニバンといえば、アルファードとヴェルファイア。どちらも豪華で快適だが、実はキャラクターは同じではない。2025年1月の商品改良後の現行モデルで、あえてヴェルファイアを選ぶ理由を探ってみよう!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】違いは見た目だけじゃないぞ! アルファードにはないV6以上の力強さを持った2.4Lターボのヴェルファイアを見よ!(17枚)画像ギャラリー王道のアルファード、こだわりのヴェルファイアという立ち位置
アルファードとヴェルファイアは、同じ高級ミニバン兄弟だ。どちらも「快適な移動の幸せ」を掲げ、広い室内、上質な乗り心地、豪華な2列目空間を武器にする。2025年1月の商品改良では、ガソリン車とハイブリッド車を一部改良し、PHEVも新設定。さらにドライブレコーダー前後方を備えたデジタルインナーミラーを全車標準装備とした。
では、どちらを選ぶべきか。まずアルファードは王道だ。押し出しは強いが、全体の空気感は堂々とした高級車。ファミリーから法人送迎まで、誰が見ても「いいミニバン」とわかる安心感がある。価格はZのガソリン2WDで555万円、Executive Loungeのハイブリッド2WDで860万円、PHEVのExecutive Lounge E-Fourで1065万円だ。
一方のヴェルファイアは、もう少し濃い。専用グレードのZ Premierを持ち、ガソリン2WDで670万円、ハイブリッド2WDで705万円。Executive Loungeのハイブリッド2WDは880万円、PHEVのExecutive Lounge E-Fourは1085万円だ。アルファードより入り口の価格は高いが、そのぶんキャラクターは明確。見た目も走りも「普通じゃ物足りない人」へ向いている。
ヴェルファイアは“乗せる”だけでなく“走らせる”楽しさがある
ヴェルファイア最大の違いは、ドライバーズカーとしての味付けだ。トヨタは現行型で、ヴェルファイアに専用のサスペンションチューニングやボディ補強、専用パワートレーンユニットを与え、「運転する喜び」を感じられるようにしたとしている。つまり、ただ顔つきが違うだけの兄弟車ではない。
特にZ Premierの2.4Lターボガソリンはヴェルファイアらしい選択だ。Direct Shift-8ATと組み合わせることで、巨体をグイッと押し出す力強さがある。もちろん高級ミニバンだから荒っぽいスポーツカーではない。だが、アルファードよりも足回りは引き締まった印象で、ドライバーがステアリングを握った時の一体感を重視した味付け。ここが大きな見どころとなる。
そんな足回りの違いから、後席のコンフォート感ではアルファードに軍配を上げる人もいる。とはいえもてなし感は十分以上。2025年1月改良では、JBLプレミアムサウンドシステム15スピーカーと14インチリヤシートエンターテインメントシステムの設定をZ Premierにも拡大。後席のゴージャス感を求めつつ、自分で運転してもニヤリとしたい人にはかなり刺さる。
結論として、誰にでもすすめやすいのはアルファードだ。万人受け、上質感、王道感で選ぶならこちら。一方、あえてヴェルファイアを選ぶ理由は、迫力あるデザインと運転感覚の濃さにある。家族を快適に乗せたい。でも自分も運転を楽しみたい。そんな欲張りな人には、ヴェルファイアがグッとくる。
高級ミニバン界の優等生がアルファードなら、ヴェルファイアはちょいワルで走り好きな兄弟。迷ったら試乗だ。ハンドルを握れば、違いは意外とすぐわかる。
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