ラリージャパンの2日目が行われ、勝田貴元は前日の不安定な走りを立て直した。2位だったソルベルグのコースオフもあり、順位を2つ上げて4位でフィニッシュ。3位のパヤリ選手とは26秒9差と3位表彰台の可能性もある位置で最終日を迎える!
文:ベストカーWeb編集部 写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ラリージャパンはついに最終日に!! 勝田選手悔いなき激走を見せてくれ!!(7枚)画像ギャラリーSS10でオリバー・ソルベルグがコースオフするアクシデント
2日目は2位のオリバー・ソルベルグが朝から猛プッシュを見せ、3つのSSを終わったところで15秒7あったトップ、エバンス選手との差を10秒6まで詰め、怒涛の素晴らしい走りを見せた。ところが「好事魔多し」のたとえがある通り、SS10笠置山でまさかのクラッシュでデイリタイア。
それを聞いた3位オジエは「彼はリスクを冒し過ぎた」と評した。ベテランから見ると、『リスクを賭けるのは今ではない』ということなのかもしれない。
トップはエバンス選手だが、トリッキーな路面と30度近い気温から路面温度が上がったことで、タイヤのマネージメントに気を遣ったようで、「マシンが不安定であまり良い感覚ではない」とコメント。しかし、ラリージャパンで過去2度優勝していることもあって、しっかりとアジャストしてオジエの追撃をかわし、首位の座を守った。
2位は17秒8差でオジエ選手。かなり攻めた走りを見せるもエバンスの確実な走りの前に途中「追いつけそうにない」とお手上げぎみだったが、ラリーは最後まで何があるかわからない。
気持ちを切り替えた勝田選手がSSトップタイムで躍進
前日タイムが上がらなかった勝田選手は「(今日は)気持ちを切り替えて走りました。『諦めていない』というのが一番で、ミスがないように集中しました」とコメントし、しっかりと走り切った。
ソルベルグのクラッシュで4位に浮上した勝田だが、3位のパヤリはこの日3本のSSトップタイムを記録するなど好調で、その差26秒9を逆転するのは容易ではないが、意地の走りを期待したい。
WRCチャレンジプログラムから参戦する山本雄紀はアンダーステアに悩みながらも総合12位と順位を上げ、WRC2カテゴリーで3位。母国日本で自身初の表彰台となれば、大きな自信となるだろう。
WRC2はランチア・イプシロン・ラリー2HFインテグラーレに乗るグリアジンがGRヤリス ラリー2に乗るカチョンを逆転し、トップに躍り出た。総合でも9位と、ランチアがクロアチア、カナリア諸島に続くターマック3連覇に王手をかけた。
最終日となる31日日曜日は6本のSSが予定され、最終のSS20三河湖がパワーステージとなる。調子を取り戻してきた勝田選手が逆転で3位表彰台なるか? 2位オジエはどこまでトップのエバンスを追いつめることができるのか?
パワーステージ、そしてスーパーサンデー(日曜日だけの成績)は誰が獲るのか? ラリージャパンは最後まで目が離せない!
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