日産 ノート オーラは、普通のコンパクトカーとは少し違う。e-POWERのなめらかな走りに、上質な内外装を組み合わせた“プレミアムコンパクト”だ。悩ましいのはグレード選び。Gは282万1500円、G leather editionは291万2800円、NISMOは312万5100円。価格差は小さくないが、それぞれの満足ポイントもけっこう違う。買って後悔しない本命はどれか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産
【画像ギャラリー】専用パーツてんこ盛りのNSIMOもいいけど……ちょっとした特別装備が豪華なGグレードのレザーエディションもアリじゃない?(14枚)画像ギャラリーGは装備と価格のバランスが光る王道グレード
まず基準になるのはGだ。価格は282万1500円で、WLTCモード燃費は27.2km/L。全長4045mm、全幅1735mm、全高1525mmの扱いやすいサイズに、100kW(136PS)のフロントモーターを組み合わせる。ノートよりひとクラス上の余裕ある加速感と、オーラらしい内装の質感を味わえる基本グレードだ。
オーラを選ぶ時点で、単なる安さより「ちょっといいコンパクトが欲しい」という気持ちはあるはず。その意味でGはかなりちょうどいい。派手さは控えめだが、日常で触れるインテリアの質感、電動車らしい静かでスムーズな走り、3ナンバーらしい踏ん張った見た目まで、オーラのうまみはきちんと入っている。
G leather editionは291万2800円で、Gとの差は9万1300円。大きなポイントは本革シートによる室内の上質感だ。価格差だけを見れば、かなり現実的な上乗せ。長く乗る人、内装の満足度を重視する人なら、この9万1300円は惜しくない。逆に、シート素材へのこだわりが薄いならGで十分。ここはかなり好みが出る。
NISMOはコスパより“乗るたび楽しい”で選ぶ1台
一方、NISMOは312万5100円。Gとの差は30万3600円、G leather editionとの差でも21万2300円ある。WLTCモード燃費は23.3km/Lとなり、燃費面ではG系に譲る。だから、単純な買い得感だけで選ぶグレードではない。
ただしNISMOには、専用エアロ、専用チューニング、走りの味づけという明確な魅力がある。オーラの上質さに、ピリッとしたスポーツ感を足したキャラクターだ。毎日の通勤や買い物でも、ステアリングを握るたびにちょっと気分が上がる。ここに価値を感じるなら、価格差は納得しやすい。
結論として、ベストバイはG leather editionだ。Gとの差は9万1300円に収まり、オーラらしい上質感をさらに濃くできるのが強い。価格重視ならGでも満足度は高いが、せっかくオーラを選ぶなら室内のリッチ感まで楽しみたい。
NISMOは損得勘定ではなく、走りと見た目に惚れた人の指名買い。冷静に選ぶならG leather edition、熱量で選ぶならNISMO。この棲み分けがいちばんわかりやすい。
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