※配信会社から提供された企業や団体等のプレスリリースを原文のまま掲載しており、ベストカーWebが取材・執筆した記事ではありません。
お問い合わせは、各情報配信元にお願いいたします。

【試乗】210馬力のハイパーネイキッド「M1000R」インプレ! 「M」の称号を冠したその実力とは?

配信元:WEBIKE
【試乗】210馬力のハイパーネイキッド「M1000R」インプレ! 「M」の称号を冠したその実力とは?

 BMWにおいて、モータースポーツの血統と最高峰のパフォーマンスを象徴する「M」の称号。その栄誉あるバッジを、二輪のネイキッドモデルとして初めて冠したのが「M1000R」だ。果たして、公道に解き放たれたこの「M」はライダーにどのような世界を見せてくれるのか。強烈なスペックの裏に隠された、ハイパーネイキッドの真の乗り味をお届けしたい。

 
文/岩田 陸
 

スーパーバイク直系を主張する、巨大なウイングレットと「M」の専用装備



「M」の称号を冠するハイパーネイキッド

実車を前にして、まず目を奪われるのはその異形とも言えるフロントマスクだろう。ネイキッドモデルでありながら、ラジエーターの横には巨大な「Mウイングレット」がそびえ立っている。これは単なるドレスアップパーツではなく、時速220kmで走行時に約11kgものダウンフォースを発生させる本格的なエアロパーツである。強烈な加速時にフロントタイヤが浮き上がるのを抑え、スタビリティを向上させるためのリアルなレーシングテクノロジーなのだ。
公道では時速220kmなんて出さない? 真っ当なツッコミをされてしまうだろうが、ウイングレットが標準装備ということだけで男心がくすぐられるに違いないだろう。



加速時も減速時も効果を発揮する Mウイングレット

 ベースとなったS1000Rと骨格は共有しつつも、纏うオーラは完全に別物だ。試乗した車両はさらに上級仕様となる「Mコンペティション・パッケージ」であり、美しく編み込まれたカーボンホイールや、精巧な削り出しのMビレットパーツ群が惜しげもなく装備されていた。タンクに輝く「M」のエンブレムと、トリコロールのカラーを眺めているだけで、車体の洗練された美しさに思わず見とれてしまうのではないだろうか。

 
 
 

210馬力の咆哮!シフトカムエンジンがもたらす異次元の加速フィール



最高出力210馬力を発揮する心臓を持ち、官能的なエンジン音を奏でる。

M1000Rの注目ポイントは、スーパースポーツ「S1000RR」譲りの水冷直列4気筒エンジンを搭載している点だ。最高出力はネイキッドとしては規格外の210馬力(154kW)を13,750回転で発揮する。

 「210馬力のネイキッドなど扱いきれるのか?」

走り出す前はそんな懸念すら抱いていたが、いざスロットルを捻ると、良い意味で予想を裏切ってきた。BMW独自のShiftCamテクノロジーと呼ばれる吸気側のバルブタイミングとリフト量を可変制御する先進的なテクノロジーの恩恵により、低中回転域のトルクが非常に分厚く、街中でのストップアンドゴーや低速コーナリングで拍子抜けするほど扱いやすいのだ。



スムーズな加速、メリハリのある加速は210馬力もあるエンジンとは思えない柔軟さ。

しかし、ひとたび直線でスロットルを大きく捻れば、まさにワープするような異次元の加速がライダーを襲う。吸気音が甲高い咆哮へと変わり、レブリミットに向けて弾けるように吹け上がるフィーリングは、間違いなく生粋のレーシングエンジンそのものだ。アップ&ダウン対応のシフトアシスタント・プロ(クイックシフター)の繋がりも極めて滑らかで、公道では1速のポテンシャルすら使い切れないほどの圧倒的なパワーを見せつける。



M コンペティション専用に装備されるM カーボンホイールは絶対的な軽量化&ビジュアルに。



チェーンガードをはじめタンクなど各種にちりばめられたカーボンパーツは所有欲を満たしてくれるだろう。

 
 

強烈なパワーを飼い慣らす、至高の足回りと最新の電子制御



6.5インチのTFT液晶カラーディスプレイは走行モードにレイン、ロード、ダイナミック、レース、レースプロの5種を搭載。

この狂気とも言えるパワーを、ライダーが安心して楽しめるレベルまで調律しているのが、BMWが誇る最新の電子制御と強靭な足回りだ。

足元を支える電子制御サスペンション「DDC(ダイナミック・ダンピング・コントロール)」は、走行モードや路面状況に合わせて減衰力を最適化する。バンピーな路面ではしなやかにショックを吸収し、コーナーでは車体をピタリと安定させる、まるで魔法のようなサスペンションだ。
さらに、ブルーのアルマイトが美しい専用の「Mブレーキキャリパー」は、絶大な制動力と、綿密なコントロール性を両立。210馬力からのハードブレーキングでも、ライダーに微塵も不安を感じさせない。



DDCダイナミック・ダンピング・コントロール(センターショックアブソーバー)には調整式スプリングプリロード、電子制御式リバウンド及びコンプレッション・ダンピングが備わる

もちろん、6軸センサーを活用したトラクションコントロールやウイリーコントロール、スライドコントロールなどのライダーを支援する電子制御もモリモリに装備される。絶対的な信頼感を随所に感じることから、このハイパーネイキッドのパフォーマンスを公道でもリラックスして楽しむことができるのだ。

非日常を日常で味わう悦びを是非体感してほしい



最高の所有感を味わえる性能、ビジュアルともに最高峰を誇る1台。

M1000Rは、決して「持て余すだけの危険なバイク」ではない。圧倒的なピークパワーを秘めながらも、低速域での柔軟さや、ライダーを支える高度な電子制御によって、ツーリングからサーキットまでを1台で高次元にこなせる万能性すら持ち合わせている。

 スーパーバイクの性能を、あえてアップハンドルで、風を全身に浴びながらダイレクトに味わう、刺激的なモーターサイクル体験だ。

 車両価格は約270万円(Mコンペティション・パッケージは約340万円)と決して安くはないが、四輪の「M」と同様に、そこに使われている素材、技術、そしてブランドのステータスを考えれば、むしろバーゲンプライスとさえ思えてくる。頂点の性能と「M」の称号を日常の相棒にしたいと願う、違いの分かるベテランライダーにこそ乗っていただきたい、至高のストリートファイターである。

BMW M1000R(2026)

主要諸元
・全長×全幅×全高:2,085mm×850mm×1,100mm(ミラーを含まわない)
・軸間距離:1,455mm
・シート高:830mm
・装備重量:199kg
・エンジン:油冷/水冷4ストローク並列4気筒エンジン 990cc
・最高出力:154 kW (210 hp) / 13,750 rpm
・最大トルク:113Nm/11,000rpm
・燃料タンク容量:16.5L
・変速機形式:6速
・ブレーキ形式(F/R):ディスク(ABS)/ディスク(ABS)
・タイヤサイズ(F/R):120/70ZR17/200/55ZR17
・販売価格:277万7,000円〜

問い合わせ先 BMW Motorrad https://www.bmw-motorrad.jp/ja/campaign-and-event/campaign/f450gs-order.html

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/542048/

【試乗】210馬力のハイパーネイキッド「M1000R」インプレ! 「M」の称号を冠したその実力とは?【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/542048/542901/

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

ウェビック

最新号

ハリアー現行型で終了か!? 「ベストカー 7月10日号発売!」

ハリアー現行型で終了か!? 「ベストカー 7月10日号発売!」

ベストカー 7.10号 定価 630円 (税込み)  ついこの間、華のゴールデンウィークが…