自動車メーカー各社から登場した本格SUVを語る時、三菱を外すわけにはいかないだろう。惜しくも2019年に国内販売を終了した三菱 パジェロは、本格SUVを象徴するビッグネーム。2026年5月に車名復活が決定したパジェロを振り返る。
※本稿は2026年5月のものです
文:片岡英明/写真:三菱 ほか
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
復活のウワサが絶えない三菱SUVの象徴
三菱 ジープの販売は日本国内に限られていた。そこでパジェロを開発し、1982年に販売する。キャンバストップとメタルトップを用意し、搭載するのは2Lのガソリンと2.3Lのディーゼルとディーゼルターボだ。
1983年にワゴンと4ドアロングのエステートを投入し、パリ-ダカールラリーにも参戦。1988年には3LのV6搭載車も加わった。
SUVブームをけん引したパジェロは1991年に2代目にバトンを託した。初代を洗練させ、快適性も高めている。スーパーセレクト4WDを採用し、1993年には排気量を拡大。1996年には直噴のGDIエンジンも送り込む。
3代目はフレーム構造やサスを変え、ディーゼルターボも新開発だ。2006年に第4世代となり、後期モデルは走りに加え、安全装備も充実させた。
●パジェロ
・初代:1982~1991年
・2代目:1991~1999年
・3代目:1999~2006年
・4代目:2006~2019年(国内販売終了)
アメリカ・ウィリス社の流れをくむジープ
万能4WDのジープは、戦後の1952年に三菱がウィリスからライセンスを取得し、1953年から国産化に乗り出した。その後はバリエーションを増やし、1998年まで生産を続けている。
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