2026年夏発売開始と噂される新型日産 エルグランド。すでにジャパンモビリティショー2025で姿を見せているが、2026年5月にはオーテックモデルが発表された。外観および内装に込められたこだわりの数々を詳しくご紹介しよう。
※本稿は2026年5月のものです
文:片岡英明/写真:平野 陽、日産
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
オーテックが手がける新型エルグランド
プレミアムミニバンのジャンルを生み出し、日本にミニバン文化を根付かせた立役者が日産のエルグランド。その次期モデルは2025年秋のジャパンモビリティショーに参考出品され、来場者から熱い視線を浴びた。
期待の4代目エルグランドは2026年夏に正式デビューすると言われているが、早くも日産モータースポーツ&カスタマイズが手がけるエルグランドAUTECH(オーテック)の情報が入ってきた。このシリーズは「プレミアムスポーティ」をコンセプトに、上質感や作り込みの丁寧さに強くこだわっている。
発祥の地でもある湘南をモチーフにしたデザインを随所に採用し、内外装も基準車と違う味わいとした。
専用デザインのフロントグリルは海面の煌めきを表現したドットパターンだ。ボディ下部に配したメタル調のフィニッシュパーツは、波打ち際の白波をモチーフにデザインし、ワイド&ロースタンスを演出する。
メタル調フィニッシュのフロントプロテクターやフォグランプフィニッシャー、バンパーフィニッシャーも目を引く。それぞれのパーツが大きいので、面質には強くこだわった。フロントプロテクターにシグネチャーLEDを組み込んだのも初の試みだ。
メタル調のサイドシルプロテクターも、スライドドアから後方に伸びていく躍動感あふれるデザインとしている。アルミホイールはAUTECHの「A」をモチーフにしつつ、海の中に差し込む陽の光をイメージしたデザインとした。
インテリアもプレミアムスポーティを強く感じさせる仕上がりだ。ブラックをベースにブルーのアクセントを随所に効かせた専用デザインで、シート表皮も専用のプレミアムナッパレザーを採用する。シートやドアトリムは、さざ波からインスパイアされた専用のキルティングデザインだ。
ドアトリムにまで専用のステッチパターンを採用し、専用の柄を入れてコーディネートしたのは、このエルグランドが初めてで、見栄えがいいだけでなく手触りも上質感を感じさせる。
また、AUTECHのスポーティムードを手軽に味わえる「オーテックライン」とセカンドシートを最上空間としたショーファードリブンの「VIP」、そして乗り降りをエスコートしてくれる、もてなし装備を満載した「ステップタイプ」も用意している。
メカニズムのハイライトは、新開発プラットフォームとインテリジェントダイナミックサスペンションと呼ばれる電子制御ダンパーの採用。これに4輪を電気モーターで制御する進化型e-4ORCEも組み合わせた。パワーユニットは第3世代e-POWER、ZR15DDTe型3気筒ターボ。走りの質感もおおいに期待できそうだ。
【ここも注目】第3世代e-POWER
新たに専用設計された発電特化型エンジン、1.5LのZR15DDTeと、5つの主要部品(モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機)をひとつにまとめた「5-in-1 e-POWERパワートレーンユニット」で構成。
全車、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を採用する4WDで、前後モータートルクの合算は51.0kgm以上。
●新型日産 エルグランド AUTECH 主な特別装備(エクステリア)
・専用フロントグリル
・フロントバンパーフィニッシャー(ダークメタルグレー)
・ドアサッシュモール(サテングレーメタリック)
・フロント&サイドシル&リア専用プロテクター(メタル調フィニッシュ)
・専用シグネチャーLED
・専用フォグランプフィニッシャー
・専用18インチアルミホイール
・AUTECHエンブレム(前後)etc.
●主な特別装備(インテリア)
・専用ナッパレザーシート「AUTECH」刺繍
・専用ブラックドアトリム
・専用ブラックインパネ
・専用センターコンソール
・専用テーラーフィット巻ステアリング
・AUTECHエンブレム
・2列目アームレスト
・乗降用グリップ(2列目)


























コメント
コメントの使い方