6月4日にマイナーチェンジしたホンダ シビックは、e:HEV RS追加やHonda S+ Shiftに注目が集まるが、実用面で見逃せない改良もある。それが全グレードへの後席USBポート追加だ。走りのイメージが強いシビックだが、家族で使う5ドアハッチバックとしての完成度もじわり高まった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
【画像ギャラリー】東京オートサロンでも展示された「ジャックスカラーシビック」のご先祖がコレ! (11枚)画像ギャラリー後席USB追加は小さいようで大きい!! リア席の満足度が確実に上がった
今回のマイナーチェンジで、シビックは全グレードに後席USBポートを追加した。たったそれだけ? と思うかもしれないが、いまのファミリーカーではかなり重要な装備だ。子どものスマホ、タブレット、同乗者の充電ケーブル。後席で電源が取れるかどうかは、長距離移動の快適性を左右する。
とくにシビックは、スポーティな低いフォルムを持ちながら5人乗りの5ドアハッチバック。全長4560mm、全幅1800mm、全高1410~1415mmというサイズで、SUVほど背は高くないが、リア席や荷室をきちんと使える実用派でもある。
そこに後席USBが加わることで、単なる運転好きのクルマではなく、家族を乗せるクルマとしての使いやすさが一段上がった。
さらにEXとe:HEV EXにはステアリングヒーターも追加された。運転席まわりだけでなく、後席まわりも含めて快適性を底上げしたのが今回の改良のポイントだ。派手な見た目の変更ではないが、日々使うほど効いてくるタイプの進化といえる。
走りだけじゃないシビック!! 400万円級でも家族使いできる中身あり
シビックの価格はガソリンEXが394万6800円、e:HEV LXが413万2700円、e:HEV EXが444万8400円、ガソリンRSが448万8000円、新追加のe:HEV RSが465万9600円。もはや気軽なハッチバックではないが、そのぶん装備と走りの中身は濃い。
ファミリーユースで考えるなら、扱いやすいガソリンEXや低燃費のe:HEV系が有力候補だ。e:HEVならモーター駆動らしいなめらかさがあり、市街地でも高速道路でも乗員にやさしい。静かで力強い走りは、家族を乗せる日常にも向いている。
もちろん、ミニバンやSUVほどの背の高さや多人数乗車は望めない。だが、低い重心からくる安定感、爽快なハンドリング、上質な室内、そして今回加わった後席USBのような実用装備を考えると、シビックは「走り好きのためだけのクルマ」ではない。
結論として、後席USB追加は小改良ながらかなり効く。家族のスマホ充電問題をさらっと解決し、リア席の満足度を上げてくれるからだ。SUV全盛のいまでも、走りと実用性を両方ほしい人にとって、シビックは十分ファミリーカー候補になる。
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