2026年5月に登場した新型マツダCX-5は、330万円からという価格も話題だ。だが最廉価グレードの「S」は、安いぶん装備も寂しいのか? 標準装備と上位「G」との違いを調べると、実用派にはかなり魅力的な1台だった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:マツダ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】330万円の最廉価モデルで十分か!? マツダCX-5「S」の装備をチェック!!(10枚)画像ギャラリー最安でも大画面、シートヒーター、360°ビュー付き!
新型CX-5のグレードはS、G、Lの3種類。全車が2.5L直列4気筒ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載する。Sの価格は2WDが330万円、4WDが353万6500円だ。
最廉価グレードと聞けば、鉄ホイールに小さなモニター……なんて姿を想像しがちだが、Sはそんな“営業車仕様”ではない。
足元にはグレーメタリック塗装の17インチアルミホイールを装着。室内には10.25インチフル液晶メーターとGoogle搭載の12.9インチセンターディスプレイを備え、Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応する。
さらに8スピーカー、左右独立温度調整式フルオートエアコン、運転席&助手席シートヒーター、フロントUSB Type-C端子2個、Qiワイヤレス充電まで標準。冬の朝にありがたいシートヒーターまで最安モデルに付くのだから、なかなか気前がいい。
安全装備も充実している。シースルービュー付き360°ビュー・モニター、前後パーキングセンサー、衝突被害軽減ブレーキ、ブラインド・スポット・モニタリング、全車速追従機能付きマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールなどを標準装備。全幅1860mmのボディを駐車場で扱う際にも心強い。
22万円高い「G」の装備はやっぱり魅力的
もちろん削られた装備もある。Sはクロスシートと手動調整式運転席を採用し、パワーリフトゲート、ステアリングヒーター、フロントガラス照射式アクティブ・ドライビング・ディスプレイ、ルーフレールなどは付かない。ヘッドランプとリアコンビランプ内のシグネチャーLEDも省かれ、タイヤはGの19インチに対して17インチとなる。
そのGは2WDで352万円。Sより22万円高いが、合成皮革とレガーヌを組み合わせたシート、運転席10Wayパワーシート&メモリー、パワーリフトゲート、ステアリングヒーター、19インチアルミなどが一気に加わる。装備差を考えれば、Gのお買い得感もかなり強い。
しかもSは装備を後からメーカーオプションで補いにくい。電動シートやパワーリフトゲートが欲しいなら、最初からGを選ぶべきだ。
逆に、手動シートと手動式リアゲートで困らず、17インチの乗り心地やタイヤ交換費用の安さを重視するならSで十分。見栄より実用性を取る人にとって、330万円のSは“安いから我慢するグレード”ではなく、あえて選びたい合理派のCX-5だ!
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