つては手頃な価格で買えて、走って、いじって楽しめたAE86やシルビア。しかし今や中古車価格は高騰し、若者が気軽に遊べるクルマとは言いにくくなった。ならば、その精神を受け継ぐ「リトル」を探してみよう。AE86にはトヨタ86、シルビアにはZ33フェアレディZ!? 意外な大穴候補も含め、安く遊べるクルマを考える。
※本稿は2026年6月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、ダイハツ、日産 ほか
初出:『ベストカー』2026年7月26日号
リトルAE86を探せ!
●「リトルAE86」候補車
【本命】トヨタ 86 中古車相場:総額100万~290万円
【大穴】ダイハツ ミラ(7代目・MT) 中古車相場:総額25万~80万円
本命であるトヨタ86は、そもそもAE86の現代版として作られたクルマだが、特に前期型の「あえてリアのグリップを低めにしてコントロールを楽しませる」という味付けは、まさに現代に蘇ったAE86。アフターパーツも無限にあるため、「いじる楽しさ」も含めて完全合致している。
そして7代目ダイハツ ミラは「FRじゃないし、そもそも軽やんけ!」という文句もあるだろうが、その5MT車であれば、「勢いを殺さずにコーナリングスピードを維持する」という、ある意味AE86に近い走りの組み立て方を学ぶための“教習車”として、けっこう活用できるのだ。
リトルシルビアを探せ!
●「リトルシルビア」候補車
【本命?】日産 フェアレディZ(Z33) 中古車相場:総額110万~270万円
【大穴】日産 サニートラック 中古車相場:総額120万~270万円
「なんでZ33が“リトルシルビア”なんじゃ! そもそもサイズ的にリトルちゃうやんけ!」とお怒りの方もいらっしゃるだろう。
だがS13や15シルビアの中古車相場が高騰してしまった今、せいぜい100万円台から200万円台の予算で入手可能な「リアを振り回して遊べる日産のクーペ」という意味で、実はZ33こそがシルビアの「精神的後継車」と言えるのだ。
またシルビアの中古車相場が高くなりすぎてしまった今、FRの挙動やドリフトを安価に楽しみたい若者の受け皿になっているという意味で、いわゆるサニトラもまた「精神的にはシルビア」である。
【画像ギャラリー】Z33がシルビア代わりってアリかも!! 今なら100万円台から狙えるFRスポーツを一挙に(16枚)画像ギャラリー


















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