2026年型デリカD:5のWLTCモード燃費は全車12.9km/L。ハイブリッドミニバンの数字と比べれば驚くほどではないが、約2tの車体、4WD、最大8人乗りという条件を考えれば健闘している。では、毎月の燃料代はいくらになるのか? 最新の軽油価格で計算してみよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】家族用ミニバンとしての実力も十分!! デリカD:5の2列目と3列目をご覧アレ!(9枚)画像ギャラリー月1000kmなら燃料代は約1万2400円!
デリカD:5の使用燃料は軽油だ。2026年7月27日時点の全国平均価格159.4円/Lと、WLTCモード燃費12.9km/Lを使って試算すると、1km走るための燃料代は約12.4円となる。
月間走行距離が500kmなら約6200円、1000kmなら約1万2400円、1500kmなら約1万8500円。年間1万2000km走る一般的な使い方では、約14万8300円だ。家族で乗る大型ミニバンとしては、十分に現実的な金額といえる。
燃料タンク容量は64L。空の状態から満タンにすると約1万200円かかるため、給油時の支払いは軽くない。一方、カタログ燃費上の航続距離は約826km。実際にはこの通りにはいかず、渋滞やエアコン使用でも短くなるが、長距離旅行で給油回数を減らせるのは魅力だ。
なお、同時点のレギュラーガソリン全国平均は170.1円/L。価格差は1Lあたり10.7円で、かつてのように「軽油だから圧倒的に安い」とまではいえない。それでも同じ12.9km/Lで年間1万2000km走るなら、軽油はレギュラーより約1万円安くなる計算だ。
街乗り中心では約19万円! 長距離で真価を発揮
注意したいのは、12.9km/Lがあくまで複数の走行条件を組み合わせたWLTCモード値であること。市街地モードは10.1km/Lまで下がる。短距離移動や渋滞が中心なら、年間1万2000kmの燃料代は約18万9400円に達する計算だ。
一方、高速道路モードは14.7km/L。年間1万2000kmをこの燃費で走れた場合は約13万円となり、市街地中心との差は年間約6万円に広がる。デリカD:5は買い物だけに使うより、家族と荷物を載せて高速道路を長く走るほどディーゼルの効率を生かしやすいクルマなのだ。
もちろん、燃料代だけなら高燃費なハイブリッドミニバンが有利だ。しかし、デリカD:5は全車4WDで、車両重量は1950~1990kg。それでも月1000kmを約1万2400円で走れるなら、サイズと性能を考えれば悪くない。
結論として、絶対額が安いわけではないが、約2tの本格4WDミニバンとしては家計に優しい部類。街乗り中心では負担感が増すものの、長距離ドライブや高速道路を多用する家庭なら、12.9km/Lと軽油の組み合わせがしっかり効いてくる。
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