広い荷室とタフな造りで、働く現場を支えてきたスズキ エブリイ。2026年5月の改良では、現行型の登場から11年を経てフロントマスクを大きく刷新した。商用軽バンらしい実用性はそのままなのに、顔つきは驚くほど堂々。仕事だけでなくアウトドアにも似合う姿へ変身した!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スズキ
【画像ギャラリー】どれがエブリイで、どれがエブリイワゴン、エブリイ JOINターボかわかる?! エブリイシリーズをイッキ見!(7枚)画像ギャラリー黒いグリルと大きな開口部で「堅牢さ」を表現
2026年型エブリイのデザインテーマは「堅牢さ」。従来型はボディ同色部分と横方向のガーニッシュを組み合わせた、すっきりした顔だった。対して新型は、左右のヘッドランプ間を黒い横基調のグリルでつなぎ、フロント中央にどっしりとした塊感を与えている。
バンパー下部の開口部も存在感を増した。太い横桟を組み合わせたスクエアな形状で、軽自動車ながら小型トラックのような頼もしさを演出。上下のグリルがともに水平ラインを強調するため、全幅1475mmの軽自動車なのに実寸以上に幅広く見える。
いっぽう、ヘッドランプの外形や垂直に立ったフロントウインドー、四角いボディといったエブリイの基本造形は継承された。側面や後部を大きく変更せず、積載性や取り回しのよさを守りながら、顔だけで新鮮さを出した手堅い改良だ。
同時に改良されたエブリイワゴンとは、顔の作りも明確に異なる。ワゴンは立体的なグリルやメッキ加飾で上質感を強調するのに対し、商用エブリイは黒いパーツと直線を中心に構成。派手な高級感ではなく、道具としての強さをカッコよさに変えたデザインだ。
黒い室内と遊べるボディカラーで脱・営業車感
変わったのは外観だけではない。インテリアは黒基調となり、明るいグレー中心だった従来型よりも引き締まった印象になった。速度を数字で大きく示すデジタルスピードメーターも採用。視認性を高めるための変更だが、見た目にも一気に現代的だ。
JOINターボのアップグレードパッケージ装着車では、カラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用する。さらにPC、JOINのCVT車、JOINターボなどには、全方位モニター付き9インチメモリーナビもメーカーオプション設定。大型画面が加わると、商用車然としたインパネの雰囲気はかなり薄まる。
ボディカラーも白や銀だけではない。ツールオレンジ、モスグレーメタリック、アイビーグリーンメタリックなど、アウトドア用品を思わせる色をグレードに応じて設定。黒い新しい顔との組み合わせなら、休日のキャンプ場でもよく映えそうだ。
もっとワイルドな姿が欲しければ特別仕様車Jリミテッドもある。黒いバンパーやドアミラー、ドアハンドル、専用LEDヘッドランプ、ガンメタリック塗装のホイールキャップなどを装備。新しいエブリイは「安くて荷物が積める営業車」から、仕事にも遊びにも使いたくなる箱型ギアへ進化したのだ!
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