1980年代、日本に一大「RVブーム」を巻き起こした伝説の四輪駆動車、三菱「初代パジェロ」。クロカン車特有の無骨なタフネスさに加え、乗用車のような快適性を兼ね備えたそのスタイルは、当時の若者やファミリーの心を掴んで離しませんでした。本記事では、1982年のデビュー当時の貴重な姿から名車のディテールまで、初代パジェロの魅力を写真とともに一挙ご紹介します。あの頃の熱狂とワクワクを、ぜひ画像ギャラリーでお確かめください。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、三菱自動車
初代パジェロの外装
初代パジェロは1982年に登場し、RV車ブームの火付け役のような存在になっていった。
フロントフェイスは本格クロカン車にふさわしい無骨な仕上がりになっており、当時の若者やファミリーの心を掴んだ。
リアビューはどっしり感を持たせることで、悪路走行時の安定感をより強調させるような見た目になっていて洗練されていた。
初代パジェロはメタルルーフだけでなくキャンバスルーフのものも用意されており、より個性あふれた外装をもつグレードも設定されていた。
メタルトップのものと異なり、別の色にカラーリングされていたためルーフ部分が際立っていたのがカッコイイ。
リアビューはフレームがないことで縦方向への広がりを感じるものに。
のちの改良で追加された5ドアモデルは通常のパジェロよりもホイールベースが拡大されたことでのびやかな印象。
また、ルーフ高も若干高くなったことでより迫力ある外見のパジェロになっていた。
初代パジェロの内装
初代パジェロの内装の特徴といえば、インパネ中央に配置されていた3連メーターだ。個性的なデザインからか当時爆発的な人気を博した。
シートバックの部分にはターボと書かれたエンボス加工が施されていて、所有満足度を高める工夫が施されていた。
インパネ周りは水平基調のデザインとすることで、悪路でも状況が把握しやすい作りに。
シートは座面と背面がしっかりと分厚いクッションで構成されていて、長距離でも疲労がたまりにくい仕上がりに。
またシート表皮も様々なものが用意されていたため、自分に合った内装を選べたことも当時人気になった秘訣なのかもしれない。
5ドアのグレードは3ドアモデルに比べ、ホイールベースも延長されていたためより広々とした室内空間を作り上げていた。
2列目は左右にアームレストも装備されていたため、当時の四輪駆動車でありがちだった素っ気ない作業車というイメージを打ち砕くような革新性を備えた内装だった。
エンジンは登場当初は2.3Lのディーゼルターボのエンジンが用意されていて、悪路を走行するのにふさわしいトルク溢れるものになっていた。
もう1つ用意されていた2Lのガソリンターボエンジンは当時のランサータボなどにも使われた名機「シリウス」エンジン。高いレスポンスで軽量なショートボディを軽快に走らせることができた。
価格
価格はディーゼル車は約163万~255万円、ガソリン車は約189万~256万円という価格設定だった。


















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