2026年9月16日、トヨタは「ランドクルーザー”300”」を一部改良し、ランドクルーザーシリーズとして国内初となるハイブリッド車を設定すると発表しました。価格は980万1000円(税込)からで、全グレード中もっとも安い630万800円のディーゼルGXとは、約350万円もの差があります。
シリーズ最高となる457PS・790Nmの出力と、7人乗りを実現したハイブリッドに対し、ディーゼルGXも悪路での実用性を高めて大きく進化しましたが、約350万円もの差は気になるところ。約1000万円のハイブリッドと630万円のディーゼルGX、はたしてどちらが「買い」なのでしょうか。
文:吉川賢一/写真:TOYOTA
【画像ギャラリー】待望の国内初ハイブリッドは457PS・790Nm!! トヨタ「ランドクルーザー“300”」(20枚)画像ギャラリー457PS・790Nm!! 国内初のランクルハイブリッドが登場
トヨタは2026年9月16日、ランドクルーザー”300”を一部改良するとともに、ランドクルーザーシリーズとして国内初となるハイブリッド車を設定し、10月1日に発売すると発表しました。
これまでZXとGR SPORTに用意されていた3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリン車と入れ替わるかたちでハイブリッド車が設定されたもので、3.3リッターディーゼル車は引き続き設定されるため、改良後の両グレードは、ハイブリッドとディーゼルの2種類となります。価格はZXが980万1000円(税込)、GR SPORTが1020万300円(税込)。
搭載されるのは、3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンとモーターを組み合わせたパラレルハイブリッドシステムです。エンジンと10速ATの間にクラッチとモーターを配置し、システム最高出力336kW(457PS)、最大トルク790Nmを発生。3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルの最高出力226kW(307PS)、最大トルク700Nmに対し、最高出力は110kW(150PS)、最大トルクは90Nm上回ります。WLTCモード燃費は9.4km/Lです。
「本格四駆にハイブリッドは必要なのか」と思ってしまうところですが、モーターはアクセル操作に対して駆動力を素早く、細かく増減できるため、高速道路への合流や追い越しでは、2.5トンを超える車体を力強く加速させ、岩場や深いわだちを低速で進む際には、アクセル操作によって狙った速度に調整しやすくなることが期待できます。
トヨタも、応答性に優れたモーターと大排気量ツインターボエンジンを組み合わせることで、オフロードでの高いコントロール性と、オンロードでの伸びのある加速を実現したと説明しています。
さらに、ハイブリッド車には電動パワーステアリングを採用しました。舗装路と悪路のどちらでも扱いやすく、長時間運転した際の疲労軽減にも配慮したステアリングフィールを追求しています。ハイブリッド化は燃費をよくするためだけではなく、舗装路ではさらに力強く、悪路ではさらに意のままに走らせるという、「ランドクルーザーらしい走り」を磨いた結果でもあるのです。






















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