※配信会社から提供された企業や団体等のプレスリリースを原文のまま掲載しており、ベストカーWebが取材・執筆した記事ではありません。
お問い合わせは、各情報配信元にお願いいたします。

【警察庁に直撃】75歳以上の四輪免許更新時の技能検査が厳格化! 二輪免許はどうなる?

配信元:WEBIKE
【警察庁に直撃】75歳以上の四輪免許更新時の技能検査が厳格化! 二輪免許はどうなる?

 一定の違反歴がある75歳以上のドライバーに義務付けられる、免許更新時の「運転技能検査」(実車試験)が厳しくなる予定だ。これは普通自動車免許(四輪)の話だが、二輪免許も厳しくなるのか? そもそも二輪車の高齢者講習はどうなっているのか? その辺を警察庁に訊いてみた!

 
文/沼尾宏明
 

検査に合格しても事故率3倍! これまでの検査は十分機能していなかった

警察庁は2026年7月から「運転技能検査の見直しに関する有識者検討会」を3回にわたって実施。その結果、普通免許(四輪)を更新する75歳以上で、一定の違反歴 があるドライバーに課される「運転技能検査」(実車試験)を2027年中に厳しくする方針を決めた。方向転換での接触&脱輪などを追加し、一時不停止の減点も大きくする。

 高齢者向けの「運転技能検査」は、免許更新までの3年間に信号無視や速度超過など、重大事故を起こす危険性がある違反をした75歳以上が対象。2022年5月の改正道路交通法で導入され、自動車教習所などのコースを実車で走る。

 現在は右左折など5項目の検査で100点満点から減点する方式。普通一種免許の場合、70点以上で合格となる。2025年の更新で高齢者講習を受けた75歳以上の運転者約278万人のうち約15万人が検査対象となった。

 しかし調査によると、なんと検査合格者の事故が同じ世代の2.8倍も発生。現在の検査が十分機能していないことが判明したのだ。

 そこで、新たに二つの検査を追加。「方向転換」は車庫入れを想定し、ハンドルを切りながらバックして停止した後、逆方向にハンドルを切って発進する。アクセルとブレーキペダルの踏み間違いが原因で重大事故が発生していることを考慮した。

 さらに「安全確認」も追加。見通しの悪い交差点や一時停止の際、しっかり首を振って左右確認しているか検査する。また、従来は一時停止で車体が飛び出した場合の減点が20点だったが、これを40点に引き上げる。



75歳未満と75歳以上の高齢運転者による 死亡事故を比べると、75歳以上は操作不適による事故が多く、中でもブレーキとアクセルの踏み間違いが多い。※警察庁資料より(以下同)



アクセルとブレーキの踏み間違いによる死亡事故の多くが、75歳以上の高齢運転者によるものとなっている。



↑現状の運転技能検査は5項目。受検者1人あたりの走行時間は概ね10分以上、検査全体で概ね20分という。

 
 
 

二輪免許のみの場合は技能検査ナシ、その理由は?

 さて、気になるのは二輪免許の場合だ。調べてみると、これまで述べてきた「運転技能検査」は現在、四輪免許(普通免許)のみの適用で、二輪免許(原付、二輪、小型特殊等)しかない場合は対象外。そもそもバイクでの技能検査がなく、クルマでしか行われてないのだ。

 また、70歳以降の免許更新から全国の指定自動車教習所等で「高齢者講習」の受講が義務付けられているが、四輪免許では座学&運転検査(60分)と実車指導(60分)の受講が必要。これに対し、二輪免許のみの場合は実車指導がなく、バイクでの実車指導自体がない。

 前述のとおり、運転技能検査が今後厳格化されるが、二輪への影響はあるのだろうか。警察庁に質問してみた。



警視庁HPより。75歳以上の四輪免許更新時は実車指導があるが、二輪免許のみの場合は実車指導がない。

 まず二輪に実車指導がない理由について、次の回答があった。

「高齢運転者による死亡事故についてみると、普通自動車等の四輪の自動車によるものがほとんどを占めていることから、高齢者講習の実車指導の対象は、普通自動車を運転することができる免許 (大型免許、中型免許等)を受けた者としています」(警察庁広報室)

 四輪に比べ、二輪の死亡事故が少ないことが、二輪に実車指導がない理由だ。さっそく死亡事故について調べてみると、2025年における75歳以上の自動車乗車中死者数は306人(70歳以上だと414人)。

 一方、75歳以上の自動二輪車乗車中死者数は13人(70歳以上29人)。一般原付乗車中は39人(70歳以上51人)で、計52人(70歳以上80人)となる。確かに6倍も自動車乗車中の死者が多いとはいえ、二輪の死者数も少なくない印象だ。

 
 

検討会での二輪の議論は? 今後の導入予定は?

 続いて、今後の動向について質問してみた。前述した「運転技能検査の見直しに関する有識者検討会」では、資料を見た限り二輪車の話題は出ていなかったが、二輪車に関する議論はされているのだろうか。

「運転技能検査の内容の充実に係る方向性等について幅広い観点から議論を行いました。有識者検討会においては、運転技能検査の内容や実施方法のほか、今後の検討課題の意見がありましたが、二輪車(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び一般原動機付自転車をいう。以下同じ)に関する意見はありませんでした」(警察庁広報室)

 今後、二輪車への運転技能検査は検討されているのだろうか。

「先述のとおり、高齢運転者による事故は、普通自動車等の四輪の自動車によるものがほとんどを占めているため、現時点において、二輪車による運転技能検査は検討しておりませんが、引き続き、二輪車による交通事故等の実態を注視してまいります」(警察庁広報室)

 現時点では検討会で議論に挙がっておらず、技能検査の検討もしていない。しかし今後、事故の実態によっては導入の可能性があることに含みを持たせている。

バイク独特の運転能力が必要、安全面での課題は十分か

 現在のところ、二輪免許に関して高齢者への技能検査がなく、検討もされていないことがわかった。

 二輪免許のみの保有者数は、筆者が調べた限り統計がなかったが、少数派と思われ、四輪免許も同時に取得している人が大多数。判断や認知機能に問題があれば、四輪免許の技能検査でスクリーニングできるのだろう。

 とはいえバイクは、クルマに求められる判断や認知機能に加え、身体のバランス感覚や独自の操作も求められる。そのため、クルマより加齢による運転のハードルはやはり高い(幸いクルマと違ってアクセルとブレーキの踏み間違いはありえないが)。

 ライダーとしては現状、技能検査がなく、受講時の時間的負担や費用が抑えられるのはメリット。その一方、安全対策の観点から見れば、二輪免許のみの人に限らず、バイク専用の運転能力をチェックされないまま免許が更新されることに課題は残る。

 そして、原付&二輪乗車中の死者数は少なくない。二輪免許にも技能検査導入の是非を考える時が来ているのかもしれない。

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/bikenews/593910/

【警察庁に直撃】75歳以上の四輪免許更新時の技能検査が厳格化! 二輪免許はどうなる?【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/593910/593935/

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

ウェビック

最新号

レクサス初のGRMNか?!「ベストカー 11月10日号発売!」

レクサス初のGRMNか?!「ベストカー 11月10日号発売!」

ベストカー 11.10号 定価 650円 (税込み)  決してキリがいいわけでは無いのです…

あなたの愛車が高く売れる!

電話が一切こない新査定「マイカースカウト」

個人情報入力なし! 営業電話なし! 平均37.5万円UP!※

※ 買取店からの買取提示額(上限額)の差額平均
(2025年10月)

情報登録完了後、すぐに提示価格が届きます まずはお試しください!

登録後の流れ

登録後の流れ 1 愛車の情報を入力 2 買取店から価格が届く 3 提示価格を確認

提供:carview!