カワサキモータースジャパンは、スーパーチャージドエンジンを積むフラッグシップ「Ninja H2 CARBON」の2027年モデルを、2027年1月23日(土)に発売する。9月に国内導入が予告されていた モデルで、価格は418万円(カワサキケア、ETC2.0を含む)。スーパーチャージドエンジンは生産に時間を要するため台数に限りがあり、国内仕様の生産台数は300台程度を予定している。販売はカワサキプラザのみとなる。
低中速トルクを磨いた、スーパーチャージドフラッグシップの進化形
2015年に登場したNinja H2は、「誰も経験したことのない走行体験を実現する」という目標のもと、ガスタービンや航空宇宙技術を含む川崎重工グループの知見を注ぎ込み、完全自社設計のモーターサイクル専用スーパーチャージャーを開発して生まれたモデルだ。国内では2021年モデルを最後に販売を終えており、国内仕様が登場するのは6年ぶりとなる。
2027年モデルは、Ninja H2ならではのスーパーチャージャーの加速感を、4,000〜7,000rpmの回転域で磨き上げることに焦点を当てた。ピストンクラウン形状の変更で圧縮比を11.2:1へ大幅に引き上げたほか、インペラ、インテークチャンバー、インテークファンネル長、スロットルバルブ径、吸排気ポート、カムプロフィールまで見直している。二次減速比は従来の2.444(44/18)から2.588(44/17)へショート化され、エキゾーストシステムも軽量・コンパクトなストレートパイプスタイルに改めた。
9月の発表時点では明かされていなかった数値も今回公表された。最高出力は147kW(200PS)/11,000rpmで、ラムエア加圧時は154kW(209PS)/11,000rpm。最大トルクは135N・m(13.8kgf・m)/8,500rpmで、車両重量は238kgとなる。2021年モデルの231PS(ラムエア加圧時242PS)からピーク出力は下がったが、狙いは実用域での力強い加速にある。
車体は、300PS超を発揮するNinja H2Rを基準に開発されたトレリスフレームと片持ち式スイングアームを継承。サスペンションはフロントがKYB製AOS-II、リヤがオーリンズ製TTX36で、フロントブレーキには新たにブレンボ製Hypureキャリパーを採用した。シートは一人乗り専用で、加速時にライダーを支える位置調整式のヒップサポートパッドを備える。
外装は、高剛性かつ軽量なCFRP製アッパーカウルに、ダウンフォースを生み出す翼断面形状のミラーステーを組み合わせる。銀鏡塗装は反射粒子のサイズと量を変えてメタリックな質感を高め、カーボンファイバー部品を除くすべての外装パーツに自己修復性のあるハイリーデュラブルペイントを使用。ホイールにはカワサキ初となる水転写プリント(ハイドログラフィックプリント)を採用した。
電子制御は、KCMF、5つのモード設定になったKTRC、2段階制御にアップデートされたKLCM(クローズドコース専用)、KIBS、カワサキエンジンブレーキコントロール、1,500rpmから作動するKQSなどを搭載。KTRCとパワーモードを連携させるインテグレーテッドライディングモードとクルーズコントロールも新たに備え、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」の音声コマンド機能にも対応する。ETC2.0は標準装備だ。
価格は418万円、2021年モデルからは55万円アップ
メーカー希望小売価格は418万円(本体価格380万円、消費税38万円)。国内仕様の最終モデルだった2021年モデル の363万円と比べると55万円高くなったが、エンジンから吸排気、ブレーキ、電子制御、メーターまで手の入った内容を考えれば、その差の中身は大きい。
カワサキのスーパーチャージドモデルの中では最上位にあたり、2027年モデルの「Ninja H2 SX SE」(313万5000円)より104万5000円、「Z H2 SE」(247万5000円)より170万5000円高い。同じ998ccのスーパースポーツ「Ninja ZX-10R」(248万6000円) と比べると169万4000円の差となる。
価格には、1カ月点検に加えて3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルターを含む)が無償になる「カワサキケア」と、ETC2.0車載器が含まれている。
国内仕様は300台程度、販売はカワサキプラザのみ
発売予定日は2027年1月23日(土)で、取り扱いはカワサキプラザのみ。カワサキモータースジャパンは、Ninja H2 CARBON、Ninja H2 SX SE、Z H2 SEが積むスーパーチャージドエンジンは生産に時間を要するため生産台数に限りがあり、2027年モデルとして順次出荷する予定だと案内している。2027年モデルNinja H2 CARBONの国内仕様生産台数は300台程度の予定だ。
アップハンドルなど純正アクセサリーも用意
同時に、2027年モデル用の純正アクセサリーも案内された。アップハンドルとハンドルウェイトは、よりアップライトな姿勢で長距離を走りたいライダーに向けたアイテムだ。
- フレームスライダー(99994-0919):2万6620円
- アップハンドル(99994-2465):5万820円(STDより約5.5度アップ)
- ハンドルウェイト(99994-2529):1万5400円(STDよりウェイトアップ・形状は同じ)
- メンテナンス用スタンド 本体(J2008-136BKA):1万9800円
- メンテナンス用スタンド シャフト(J2008-135SXA):1万780円
Ninja H2 CARBON(2027)主要諸元
- 全長×全幅×全高:2,085mm×770mm×1,125mm
- 軸間距離:1,455mm
- 最低地上高:130mm
- シート高:825mm
- 装備重量:238kg
- エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ スーパーチャージャー付き 998cc
- 最高出力:147kW(200PS)/11,000rpm(ラムエア加圧時154kW〔209PS〕/11,000rpm)
- 最大トルク:135N・m(13.8kgf・m)/8,500rpm
- 燃料タンク容量:17L
- 変速機形式:常時噛合式6段リターン
- ブレーキ形式(F/R):デュアルディスク330mm(ブレンボ製Hypureキャリパー)/シングルディスク250mm
- タイヤサイズ(F/R):120/70ZR17M/C(58W)/200/55ZR17M/C(78W)
- 販売価格:418万円
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/604450/
【速報】カワサキ新型「Ninja H2 CARBON」は418万円で1/23発売! 国内は約300台導入、エンジン大幅アップデートで加速超強化【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/604450/604480/


















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