普段何気なく乗っている日産車。その品質や安心感の裏側では、若き技術者たちが世界を相手に腕を磨き続けていた! 板金や整備の現場で培われた「人の技」が真っ向勝負「第48回技能五輪国際大会」が中国・上海で開かれた。では、世界トップレベルの舞台で日産勢はどんな戦いを見せたのか!? クルマづくりを支える職人たちの熱き挑戦に迫る!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産
【画像ギャラリー】日産の若き職人が世界で快挙! 第48回技能五輪で魅せた世界レベルの職人技!!(11枚)画像ギャラリー計20時間の過酷なバトル! 手のひらの感覚と職人技で掴んだ銀賞
2026年9月22日〜27日に中国・上海で開催された「第48回技能五輪国際大会」。世界68の国や地域から約1400名もの若き精鋭が集結したこの大舞台で、日産自動車の選手たちが目覚ましい活躍を見せた!
「自動車板金」職種でみごと銀賞に輝いたのは、車両生産技術開発本部の吉田将選手。事故等で損傷した車両の修復技能を競うこのカテゴリーは、損傷診断からフレーム修正機による修復、パネル取り外し、溶接・接着、そして外販部品の叩き出し成形まで、計20時間に及ぶ極めて高度な課題が設定されている。
光の反射や手のひらの僅かな感覚だけを頼りに完璧な面へと仕上げていくことが求められており、まさに職人技の域! 世界中の技術者が鎬を削る過酷な戦いのなか、吉田選手は日産が培ってきた板金・修復技術の最高峰を証明してみせた。
また、エンジンや電気装置の故障診断、迅速かつ確実な点検・修理技術を競う「自動車工」職種(計17.5時間・9課題)でも、トータルカスタマーサティスファクション本部に所属する高尾翔太選手が敢闘賞を獲得。日産のメカニックたちの誇る高い整備技術と分析力が世界レベルであることを改めて印象づけた。
1977年から続く挑戦! 日産のモノづくりと品質を支える「技能」の継承
22歳以下の若手が技を競う技能五輪国際大会において、日産は1977年のオランダ大会から参加を続けており、今大会を含めた累計メダル獲得数は金賞18件、銀賞11件、銅賞8件。
こうした大会で磨き上げられた高度な技能や経験は、単なる記念や記録では終わらない。過去の技能五輪出場選手の進路はさまざまで、技能五輪選手の指導員として後進の育成を担当する者もいれば、生産、R&D、トータルカスタマーサティスファクション(品質保証等)、アフターセールスなどの職場で、これまで培った技能や経験を活かしている者もいるとのことだ。
コンテストでの輝かしい実績はもちろんのこと、そこで培われた技術と情熱が社内の様々な現場へと還元され、次世代へと受け継がれていくそうだ。今回の受賞は、普段何気なく乗り、信頼を寄せる日産車の高い品質と走りの裏には、こうした若き職人たちの弛まぬ努力と技能継承が存在していることを物語っているとも言えるだろう。
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