クルマ好きは、車名ではなく型式で呼びがち。これは、マニアっぽくってカッコいい……というわけではなく、世代はもちろん搭載エンジンまで分かる場合もあるから。そんな型式で呼ばれがちのクルマをいくつか紹介しよう。
文:木内一行/写真:トヨタ、日産、マツダ、三菱自動車、CarsWp.com
【画像ギャラリー】車名を言わずに通じちゃう!?(13枚)画像ギャラリー「型式で呼ばれる国産車のナンバー1はコレ」 AE86レビン/トレノ
型式で呼ばれることが多いクルマのなかで最も知名度が高いのはやはりハチロク、AE86レビン/トレノだろう。
ハチロクといえばクルマ好きだけでなく、「頭文字D」の影響でアニメ好きからも知られる存在。トヨタ・86(ZN6)の車名の由来となったこともご存じの通りだ。
そんなAE86が登場したのは1983年。セダン系のカローラ/スプリンターはこの世代からFFレイアウトになったが、スポーツグレードのレビン/トレノは走りを重視してそれまでのFRレイアウトを継承。軽量ボディと新開発のDOHCエンジン、FRらしいドライブフィールにより走り好きから絶大な人気を獲得。
今でもその高い評価は変わらず、一般ユーザーだけでなくレーシングドライバーからも支持されているほどだ。
ちなみに、レビン/トレノでも1.5リッターの3A-U搭載車は型式がAE85となり“ハチゴー”と呼ばれる。
「数あるサンニーの中で最も知られた存在」 R32スカイライン
Z32、Y32、C32、T32などなど、日産にはいくつものサンニーがある。ただ、その中でもサンニーのイメージが一番強いのはR32、8代目スカイラインだろう。
1989年にモデルチェンジしたR32はハイソカーテイストを強めた先代の失敗を生かし、ダウンサイジングするとともに走りを徹底追求。4輪マルチリンクサスペンションやスーパーハイキャス、ブラッシュアップした直6ターボエンジンなどによって本来のスカGの姿を取り戻し、大きな注目を集めたのだ。
R32とひと言でいっても種類はかなり多く、一番なじみ深いのがHCR32で、これは6気筒エンジン搭載のハイキャス装着車に与えられる型式。これが4WDのGTS-4になるとHNR32となり、4気筒モデルはFR32、2.5リッターのハイキャス装着車がECR32という型式になる。
そして、GT-RがBNR32ということは説明するまでもないだろう。
【画像ギャラリー】車名を言わずに通じちゃう!?(13枚)画像ギャラリー「ひと言でハチイチといっても種類は豊富」 80系マークⅡ
コロナマークII時代から数えると、9世代36年にもわたって販売されていたマークII。
その長い歴史の中で、最も販売台数が多かったのが6代目80系。バブル期も追い風となり、メガヒットを記録したのだ。
ハイソカーとしてヒットした先代の正常進化版といえるもので、トレンドに合わせた曲線的なスタイリングや新開発のハイメカツインカムエンジン、新設計サスペンションなどによりミドルサルーンとしてのレベルがアップ。新装備や新機能を採用した快適な室内空間も特徴のひとつだった。
この80系、クルマ好きからは81(ハチイチ)マークIIと呼ばれることが多いが、型式はけっこう複雑。
2リッター直6の1G-G系搭載車はGX81だが、3リッターの7M-G車はMX83、2.4リッターディーゼル車はLX80、セダンの1.8リッター直4車はSX80、後期で新設された1JZ系車はJZX81となる。
















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