サクラより大きくリーフより短い!! 日産新型「PIXO」がカワイイ! 日本にも欲しい全長3.8m未満のBEV

サクラより大きくリーフより短い!! 日産新型「PIXO」がカワイイ! 日本にも欲しい全長3.8m未満のBEV

 サクラでは遠出に少し心もとない。かといって、リーフほどの大柄なボディや価格は求めていない。そう考えている人にとって気になるBEVが欧州で登場しました。

 日産が2026年9月23日に発表した新型コンパクトBEV「PIXO(ピクソ)」です。全長3.8mを下回るボディは、ルノー「トゥインゴ E-Tech エレクトリック」の基本骨格をベースとしながらも、ひと目で日産とわかる表情が与えられています。

 全長3.8mを下回る欧州発のAセグメントBEV。その詳細と、日本への導入に期待したい理由を紹介します。

文:立花義人、エムスリープロダクション/写真:NISSAN、RENAULT

【画像ギャラリー】小さなボディで荷物もたっぷり!! 日産「PIXO」(16枚)画像ギャラリー

小さく手ごろなクルマが減った欧州に、新たなBEVの選択肢

 日産の新型「PIXO」は、ルノーとの協業で開発された、欧州市場向けのAセグメントの小型BEVです。車両デザインは日産が担当し、小さく手ごろなクルマを求めるユーザーに、新たな選択肢を提供します。

 欧州のAセグメントは、フィアット「パンダ」やヒョンデ「i10」などが属する、乗用車のなかでもっとも小さなクラスです。かつては多くのメーカーがこのクラスのモデルを販売しており、選択肢も豊富にありましたが、ルノーは、2026年3月に公表したトゥインゴ E-Tech エレクトリックの資料で、Aセグメントが欧州市場に占める割合は5%にとどまると説明しています。手ごろな価格を維持しながら各種規制に対応し、ユーザーが求める装備も揃える難しさから、多くのメーカーが撤退してしまったようです。

 しかしながら、ルノーは、街乗りやセカンドカーとして、小さく手ごろなクルマを求める潜在ニーズは依然としてあると分析しており、その需要に応えるモデルとして2025年11月に発表したのが、新型「トゥインゴ E-Tech エレクトリック」です。フランスでの車両価格は、補助金適用前で1万9490ユーロから。1ユーロ=177.3円で換算すると、約346万円と、小型BEVの購入費用を抑えようとするルノーの狙いが伝わってきます。

 新型PIXOは、この新型トゥインゴをベースに誕生したモデル。ピクセル調のライトなどで新型トゥインゴとは異なる表情に仕上げています。

日産が欧州向けに発表した新型PIXO。全長3.8mを下回る小型BEVとして、都市部での利用を想定している
日産が欧州向けに発表した新型PIXO。全長3.8mを下回る小型BEVとして、都市部での利用を想定している
ルノー新型「トゥインゴ E-Tech エレクトリック」。フランスでの車両価格は、補助金適用前で1万9490ユーロから
ルノー新型「トゥインゴ E-Tech エレクトリック」。フランスでの車両価格は、補助金適用前で1万9490ユーロから

ピクセル調の顔がカワイイ!! 小さなボディでも荷室は356L

 新型PIXOのボディサイズは、全長3796mm×全幅1790mm×全高1512mmです。同社のBEVである「サクラ」は全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm、「リーフ」は全長4360mm×全幅1810mm×全高1550mm(プロパイロット2.0装備車は1565mm)ですので、全長はサクラより長くてリーフより短く、全幅はリーフに近いサイズです。全高は両車より低く抑えられています。

 ホイールベースは2492mmで、サクラの2495mmとはわずか3mmの違い。サクラより全長に余裕のあるボディには、ケーブル収納用の50Lを含め、356L(VDA方式)の荷室を確保しています。後席を倒すと1221Lまで拡大し、全長3.8mを下回るサイズながら、荷物をたっぷり積めるのも魅力です。

 外観で目を引くのは、レトロゲームを思わせるピクセル調のライトです。新型トゥインゴとは異なる表情をつくり、丸みを帯びたボディと組み合わさった愛嬌のある顔つきも、PIXOの魅力のひとつでしょう。

 インパネは、運転席前の液晶メーターと中央のタッチディスプレイを横に並べたレイアウト。スイッチの配置やステアリングの形状は新型トゥインゴと似ていますが、ステアリング中央には「PIXO」の文字が入り、パネルの意匠や配色も変えて、異なる雰囲気に仕上げています。

 装備面では、アクセルペダルの操作で加減速できる「e-Pedal」に加え、衝突被害低減ブレーキやレーンキープアシストシステムも採用しています。Google Geminiに対応した「Google built-in」も搭載し、音声でナビゲーションなどを操作することが可能。「MyNissan」アプリを通じた充電管理や車両機能の操作にも対応しています。

 駆動用バッテリーは、容量27.5kWhのLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーです。サクラの20kWhより大きく、リーフの55kWh/78kWhより小さい容量となっており、一充電あたりの航続距離はWLTP基準で最大259km(※認証取得前の社内測定値)としています。

 サクラの一充電あたりの航続距離はWLTCモードで180km。PIXOの259kmは、超高速走行も含む欧州のWLTP基準による数値のため直接比較はできませんが、サクラより大きなバッテリー容量を備えており、航続距離にも期待が持てます。充電機能は、最大50kWの急速充電と最大11kWの普通充電を全車に標準装備します。

 車両価格や仕様の詳細は12月以降に発表される予定で、欧州市場での納車は2027年初頭から始まる予定です。

丸みを帯びたボディに、ピクセル調のライトを組み合わせた新型PIXO
丸みを帯びたボディに、ピクセル調のライトを組み合わせた新型PIXO
新型PIXOのインテリア。スイッチの配置やステアリングの形状にはトゥインゴとの共通性がうかがえるが、パネルの意匠や配色で印象を変えている
新型PIXOのインテリア。スイッチの配置やステアリングの形状にはトゥインゴとの共通性がうかがえるが、パネルの意匠や配色で印象を変えている
新型トゥインゴのインテリア。PIXOとは異なる雰囲気だ
新型トゥインゴのインテリア。PIXOとは異なる雰囲気だ

次ページは : サクラより大きく、リーフほど大きくないBEVを日本にも!

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

レクサス初のGRMNか?!「ベストカー 11月10日号発売!」

レクサス初のGRMNか?!「ベストカー 11月10日号発売!」

ベストカー 11.10号 定価 650円 (税込み)  決してキリがいいわけでは無いのです…

あなたの愛車が高く売れる!

電話が一切こない新査定「マイカースカウト」

個人情報入力なし! 営業電話なし! 平均37.5万円UP!※

※ 買取店からの買取提示額(上限額)の差額平均
(2025年10月)

情報登録完了後、すぐに提示価格が届きます まずはお試しください!

登録後の流れ

登録後の流れ 1 愛車の情報を入力 2 買取店から価格が届く 3 提示価格を確認

提供:carview!